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2007年11月29日、「きぼう」日本実験棟の1J/A(STS-123)ミッション時の運用を模擬したNASA/JAXA合同シミュレーション(Joint Multi-Segment Training: JMST)を行いました。
JMSTとは、NASAが国際宇宙ステーション(ISS)計画の国際パートナや遠隔地の管制施設と通信回線で接続して実施する運用シミュレーション訓練です。「きぼう」のJMSTは、JAXA筑波宇宙センター(TKSC)とNASAジョンソン宇宙センター(JSC)の各管制施設を接続して行われます。JAXAの運用管制員、NASAの飛行管制官、そして1J/Aクルーは、協調運用に必要となる技術の向上を目的に訓練を行います。
今回の訓練では、「きぼう」船内保管室をスペースシャトルのペイロードベイ(貨物室)から取り出す準備を行う船外活動や、スペースシャトルのロボットアーム(SRMS)により船内保管室をペイロードベイから取り出しISSへ取り付ける運用について訓練を行いました。1J/Aミッション時、土井宇宙飛行士はSRMSを操作して船内保管室の取り付け作業を行います。
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