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「きぼう」日本実験棟

取付け手順

「きぼう」日本実験棟船内保管室は、スペースシャトルが国際宇宙ステーション(ISS)にドッキングした後、飛行4日目に以下の流れでISSに取り付けられます。 土井宇宙飛行士は船内保管室に関する以下の作業全般を担当します。

船内保管室が第1便の理由

船内保管室の取出し

スペースシャトルのロボットアーム(SRMS)でスペースシャトルのペイロードベイ(貨物室)から船内保管室を取り出します。この取出しから取付けまでのSRMSの操作を土井宇宙飛行士が担当します。

SRMSで船内保管室を把持したところ(イメージ)

SRMSで船内保管室を把持したところ(イメージ)

船内保管室の取付け

船内保管室をISSの「ハーモニー」(第2結合部)に取り付けます。

本来、船内保管室は船内実験室に取り付けられますが、1J/A(STS-123)ミッションのときにはまだ船内実験室が打ち上げられていないため、「ハーモニー」(第2結合部)に仮設置されます。そして、次の1J(STS-124)ミッションで打ち上げられる船内実験室の到着を待つことになります。

船内保管室のハーモニーへの取付け(イメージ)

船内保管室のハーモニーへの取付け(イメージ)

連結部の整備

船内保管室とハーモニーとの連結部が加圧され、土井宇宙飛行士らクルーが船内保管室とハーモニー間の電力ケーブルや換気ダクトなどを接続します。

船内保管室の電源投入、入室

船内保管室の電源を入れて、船内保管室の起動と検証が行われます。問題がなければ船内保管室/ハーモニー間のハッチを開き、土井宇宙飛行士が最初に船内保管室内に入って室内の点検をします。

船内保管室の整備

船内保管室内でケーブル配線、ラックの設定作業、その他準備作業を行います。

 
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