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2008年3月の1J/A(STS-123)ミッションから、「きぼう」日本実験棟の運用管制がスタートしました。
「きぼう」の運用管制は、筑波宇宙センター(TKSC)の運用管制室で行われています。ここで「きぼう」運用管制チーム(JAXA Flight Control Team: JFCT)が、米国のフライトディレクタや飛行管制官と連携して、3交代24時間体制で「きぼう」の運用を行っています。
今回の1J(STS-124)ミッションでは、飛行5日目の船内実験室の起動時に、「きぼう」運用管制室から初めてコマンドが送信されます。
前回の1J/Aミッションでは、「きぼう」船内保管室が国際宇宙ステーション(ISS)に仮設置されましたが、船内保管室だけでは、機器類からのデータを地上で取得したり、コマンドを地上から送信して制御を行うシステムが整備されていなかったため、「きぼう」運用管制室から直接制御を行うことはありませんでした。
しかし、今回のミッションでは、「きぼう」の運用に必要なテレメトリ/コマンド機能が軌道上で整備され、いよいよISSとNASAの宇宙ステーション管制センター、そしてJAXAの「きぼう」運用管制室の3箇所をつないだ連携運用が開始されます。今後は、米国、ロシア、カナダ、欧州の管制センターと連携をとりながら本格的な運用業務を進めていくことになります。
JFCTのメンバーは、これまで本番の運用を模擬したシミュレーション訓練など数多くの訓練をこなし、本番に備えてきました。1Jミッション中、JFCTは1Jミッション主担当J-Flightの東覚芳夫フライトディレクタをはじめとする4名のフライトディレクタのもと、交代で「きぼう」の運用に対応します。
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