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「きぼう」日本実験棟船内実験室のA系システムが無事起動し、これで「きぼう」の二重冗長構成システムによる運用が開始されました。
「きぼう」の運用を担う主要システムはA系、B系の冗長構成となっており、昨日(飛行5日目)、B系システムが起動され、星出宇宙飛行士らが入室しました。
本日は、星出宇宙飛行士らが「きぼう」船内保管室に搭載されて打ち上げられたラックを船内実験室に移設し配線を接続した後、筑波宇宙センターの「きぼう」運用管制室から送信されたコマンドにより、A系システムの起動が行われました。
A系システムが起動されたことで、取付け時から船内実験室を把持し電力を供給していたISSのロボットアーム(Space Station Remote Manipulator System: SSRMS)は、その把持を解除しました。
また、第2回船外活動が午前10時04分(同6月6日午前0時04分)から開始され、船内実験室への外部テレビカメラの設置やロボットアームの断熱カバーの取外しなど、「きぼう」に関する作業は完了しています。
本日は、このほか、「きぼう」ロボットアームの初期起動などが行われる予定です。
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