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星出宇宙飛行士ら7人のクルーと「きぼう」日本実験棟船内実験室を乗せたスペースシャトル「ディスカバリー号」は、米国中部夏時間6月2日午後1時03分(日本時間6月3日午前3時03分)に国際宇宙ステーション(ISS)にドッキングしました。その後、午後2時36分(同6月3日午前4時36分)に ISSとディスカバリー号との間のハッチが開かれ、ディスカバリー号のクルーがISSに入室しました。
その後、第17次長期滞在クルーのギャレット・リーズマン宇宙飛行士と、ISSに到着したグレゴリー・シャミトフ宇宙飛行士が正式に交代しました。また、ディスカバリー号のミッドデッキに搭載して運ばれた宇宙服や工具をISSに移送するなど、飛行4日目の第1回船外活動に向けた準備が行われました。
ドッキング前には、ISS下方でスペースシャトルを縦方向に360度回転させるR-Bar・ピッチ・マヌーバ(R-Bar Pitch Maneuver: RPM)が行われました。この間、ディスカバリー号の熱防護システム(Thermal Protection System: TPS)の状態を確認するため、ISSの長期滞在クルーが望遠レンズ付きのカメラでディスカバリー号を撮影しました。撮影された画像は地上の技術者が分析し、ディスカバリー号のTPSの状態を確認します。
星出宇宙飛行士はこの日、ランデブ/ドッキング時に、携帯用のレーザ測距装置を用いて、ISSとの距離と接近速度を測定しました。ISSにドッキングした後は、スペースシャトルとISS間のドッキング機構の操作や気密点検を行いました。
その後、ISS船内でのテレビカメラの準備や、スペースシャトルのミッドデッキの物資をISSへ移送する作業を行いました。また、自転車エルゴメータを使用した運動や、クルー全員との第1回船外活動の手順確認も行いました。
星出宇宙飛行士ら7人のクルーは、日本時間6月3日午前11時32分に就寝しました。起床は6月3日午後7時32分の予定です。
朝食 | 昼食 | 夕食 |
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B:飲み物 FF:フレッシュフード(※2) I:放射線照射殺菌済み IM:半乾燥状態 NF:自然状態でパック R:(温)水を加えて調理する T:加熱処理
※1:宇宙日本食として認証された宇宙食。詳細は宇宙日本食ページをご覧ください。
※2:フレッシュフードは各宇宙飛行士が自分で選んで持っていくことができる宇宙食で、認証済みの宇宙食以外に市販食品から選ぶこともできます。
星出宇宙飛行士ら7人のクルーは、グレゴリー・シャミトフ宇宙飛行士のためにかけられたJosクJ・Molina Serranoの"Away from Home"で、日本時間6月2日午後7時32分に起床しました。
※ウェイクアップコールは長年続けられている恒例の習慣です。ミッション期間中毎日、クルーは地上から送られる様々な音楽で目覚めます。曲はクルーにちなんだものやクルーの要望に沿ったものが選ばれています。以下のサイトでウェイクアップコールを聞くことができます。
≫ STS-124 Wakeup Calls (NASA:英語)
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