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星出宇宙飛行士らを乗せたスペースシャトル「ディスカバリー号」は、米国中部夏時間6月11日午前6時42分(日本時間6月11日午後8時42分)に、国際宇宙ステーション(ISS)から分離しました。ディスカバリー号がISSにドッキングしていた期間は8日と17時間39分でした。
分離後、ディスカバリー号はISSの周囲を縦方向に1周するフライアラウンドを実施し、「きぼう」日本実験棟など、今回のミッションで組立作業を行った箇所の撮影を行いました。
また、センサ付き検査用延長ブーム(Orbiter Boom Sensor System: OBSS)とスペースシャトルのロボットアーム(Shuttle Remote Manipulator System: SRMS)を使用した、スペースシャトルの強化炭素複合材(Reinforced Carbon Carbon: RCC)パネルの点検を行いました。点検データは地上に送られ、帰還に問題がないかどうかの分析を行っています。
飛行13日目、ディスカバリー号のクルーは休息をとった後、NASAの広報イベントにクルー全員で参加します。
ディスカバリー号は、飛行15日目の6月14日午前10時15分(同6月15日午前0時15分)、NASAケネディ宇宙センター(KSC)に着陸する予定です。
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