|
ライフサイエンス宇宙実験において重要な、生物試料の宇宙放射線計測、データの解析・提供をJAXAが行います。
|
国際宇宙ステーション(ISS)やスペースシャトルでのライフサイエンス宇宙実験では、生物試料の宇宙放射線影響を物理的・化学的に解析するための宇宙放射線環境の測定が重要となります。
JAXAは、宇宙放射線環境を測定するのに最も優れた2種類の線量計素子(固体飛跡検出器、熱蛍光線量計)を組み合わせたドシメーターパッケージと、その解析を自動で行うシステム(PADLES:Passive Dosimeter for Lifescience Experiments in Space)を開発し、これまで1年以上の時間を費やした手動による解析作業を自動化することで、圧倒的なデータ解析時間の短縮を可能にしました。JAXAでは、生物試料と共に搭載したドシメーターパッケージを、帰還後約2週間でデータ解析し、提供する事を目標にしています(データ解析・提供予定:2008年)。
|
※下の画像をクリックすると拡大画像が見られます。
|