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過去宇宙放射線影響実験とその結果例
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http://idb.exst.jaxa.jp/jdata/00159/199601J00159020/199601J00159020.html
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線虫 (Nematospiroides dubius)/Apollo16
太陽紫外線254nm(2×10^5erg/cm2)成虫への発育、飛行後のネズミへの感染阻害。非照射飛行卵のF1の卵活性低下。
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枯草菌胞子 (B. subtilis spore)/Apollo 16,17
胞子の90%以上がHZEの照射を受けたが、飛行後培養で照射の効果は明確ではなかった。
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バッタの卵 (Carausius morosus)/Apollo16,17
HZEに敏感。HZE命中卵の孵化率低下、死亡率上昇、奇形率は上昇。(ASTPでも飛行、同様の結果)
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ショウジョウバエ(Drosophila melanogaster)/Biosatel−2
飛行中Sr85で照射。幼虫の死亡率増大、染色体の不分離は高頻度。
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大腸菌(E. coli C−600(λ)/(λ))/Biosatel−2
P−22リプレッサ系の放射線抵抗。
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サルモネラ菌(Salmonilla typhimurium)/Biosatel−2
地上の対象と比較して飛行培地の細菌生育は増大した。ファージ成長は有意差がなかった.
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フラワービートル (Tribolium confusum)/Apollo 17
Biostack 11 孵化率は有意に低下。孵化後の死亡率も高い。形態異常も増加。
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レタス種子 (Lectuca satica)/Cosmos 1887
単純及び複合染色体異常
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ショウジョウバエ(Drosophila melanogaster)/FMPT (第1次材料実験 ふわっと'92/STS-47)
宇宙飛行により遺伝性の劣性致死の増大がみられたが、羽毛に現れる形質遺伝には大きな変化はみられなかった。
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ブラインシュリンプ(Artemia salina, eggs)/FMPT (第1次材料実験 ふわっと'92/STS-47)
宇宙飛行により孵化率の低下がみられた。
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