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JAXAのドシメーターパッケージ搭載測定実験の例
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● STS-95 シャトル実験 (1998年搭載)
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宇宙放射線と無重力環境が各細胞の遺伝子に与える影響を調べるために、スペースシャトルのミッドデッキロッカー内に培養細胞とともにドシメーターパッケージを搭載しました。P5に示す宇宙放射線測定データの解析と提供を行いました。
(詳細はP3,4を参照)
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『STS-95 向井宇宙飛行士 再び宇宙へ』
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● ロシアサービスモジュール マトリョーシカ実験 (2004年搭載)
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欧州宇宙機関(ESA)とロシアが共同で実施する宇宙放射線計測実験に、JAXAを含む各国の宇宙機関、研究機関等10カ国15機関が共同研究者として参加する国際協力実験です。宇宙飛行士の放射線被ばく線量の評価を行うために、宇宙服を模擬したシールドコンテナ内に人体を模擬したファントムを設置し、目、肺、胃、腎臓、腸に相当する部分のファントム内部に各国の受動型放射線検出器と能動型検出器(Dostel、TEPC)を搭載しました。JAXAはISSサービスモジュール船外に取り付けたファントム内とISSサービスモジュール船内にドシメーターパッケージを搭載し、宇宙放射線測定データの解析を行います。
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