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国際宇宙ステーションの組立フライト 12A(STS-115)

STS-115 NASAステータスレポート#24

最終更新日:2006年9月22日

2006年9月21日(木)午前9時00分(米国中部夏時間)
2006年9月21日(木)午後11時00分(日本時間)

人類唯一の有人宇宙施設である国際宇宙ステーション(ISS)の建設を再開したスペースシャトル「アトランティス号」は、今朝、夜明け前のフロリダ州ケネディ宇宙センター(KSC)に完璧な着陸を行い、帰還しました。

アトランティス号は、KSC のスペースシャトル着陸施設(Shuttle Landing Facility: SLF)の33番滑走路に米国中部夏時間9月21日午前5時21分30秒(日本時間9月21日午後7時21分30秒)に着陸しました。アトランティス号の飛行期間は11日と19時間6分でした。

この33番滑走路への着陸は、スペースシャトルとしては21回目の夜間着陸で、フロリダ州への夜間着陸としては15回目となりました。アトランティス号の前輪は9月21日午前5時21分36秒(同9月21日午後7時21分36秒)に接地し、9月21日午前5時22分16秒(同9月21日午後7時22分16秒)に、車輪を停止しました。

アトランティス号のクルーは、コマンダーのブレント・ジェット、パイロットのクリストファー・ファーガソン、ミッションスペシャリスト(搭乗運用技術者:MS)のダニエル・バーバンク、ジョセフ・タナー、ハイディマリー・ステファニション・パイパー、そしてカナダ人宇宙飛行士のスティーブン・マクリーンでした。クルーは9月22日にヒューストンへ戻る予定です。ヒューストンでは、9月22日午後0時(同9時23日午前2時00分)から、エリントン空港にあるNASAのハンガー990で歓迎式典が行われる予定です。

アトランティス号のSTS-115ミッション中には、4年ぶりに新しい構成要素がISSに取り付けられました。アトランティス号のクルーはISSのクルーと協力し、ISSに重さ約15.9トンでバスと同じくらいの大きさがあるトラスを取り付け、長さ約240フィート(約73.2m)の新しい太陽電池パドル(Solar Array Wing: SAW)を展開しました。今回取り付けられたのはISSで2組目となるSAWで、今後ISSの発電容量が2倍以上に増えることで、これから取り付けられるSAWや実験棟を迎える準備が整います。アトランティス号のクルーは、新しいSAWや関連する電気機器を使用できるようにするために3回の船外活動を行いました。12月に予定されている次のスペースシャトル・ミッションでは、このトラスからの電力をISSに供給するための接続作業を行う予定です。

これが最後のSTS-115ステータスレポートです。

出典:http://www.nasa.gov/mission_pages/shuttle/news/sts115/STS-115-24.html
*併記の無い限り日時はすべて米国日時とします。

  

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