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国際宇宙ステーションの組立フライト 12A(STS-115)

STS-115 NASAステータスレポート#23

最終更新日:2006年9月21日

2006年9月20日(水)午後4時00分(米国中部夏時間)
2006年9月21日(木)午前6時00分(日本時間)

スペースシャトル「アトランティス号」の外観を1日かけて検査した結果、マネージャたちは、本日、スペースシャトル「アトランティス号」の9月21日の帰還を許可しました。

アトランティス号は現在、米国中部夏時間9月21日午前4時14分(日本時間9月21日午後6時14分)に軌道離脱噴射を行う予定で、9月21日午前5時21分(同9月21日午後7時21分)のフロリダ州NASAケネディ宇宙センター(KSC)への着陸を目指しています。クルーは9月21日午前1時44分(同9月21日午後3時44分)頃に、着陸に備えてアトランティス号のペイロードベイ(貨物室)を閉鎖します。2回目の着陸機会は9月21日午前5時51分(同9月21日午後7時51分)に軌道離脱噴射、9月21日午前6時57分(同9月21日午後8時57分)に着陸となっています。

KSC付近の天候は、雲は少なく風も弱いことが予報されており、着陸は可能な見通しです。

本日朝早く、クルーは、スペースシャトルのロボットアーム(SRMS)とセンサ付き検査用延長ブーム(Orbiter Boom Sensor System: OBSS)を使用して、アトランティス号の耐熱シールド、ノーズ部、尾翼、ペイロードベイ、両翼などの映像を地上に中継しながら検査を実施しました。地上の技術者たちによる検査中の調査では、懸念される点は見つかりませんでした。

今回の検査中、ミッションの初期の検査時にアトランティス号の耐熱タイルから突出しているのが発見されていたシム(地上整備作業時に使われる詰め物)とギャップフィラー(タイル間の詰め物)がなくなっていることが分かりました。しかし、これらが9月20日にビデオで目撃されたアトランティス号のそばで浮遊していた物体かどうかは分かっていません。アトランティス号のクルーは、9月20日午後0時45分(同9月21日午前2時45分)に就寝しました。クルーは、9月20日午後8時45分(同9月21日午前10時45分)に起床する予定です。

国際宇宙ステーション(ISS)の第14次長期滞在クルーでコマンダーのマイケル・ロペズ-アレグリア、ソユーズ宇宙船(13S)のコマンダーでフライトエンジニアのミハイル・チューリンと、宇宙旅行者のアニューシャ・アンサリ氏は、9月20日午前0時21分(同9月20日午後2時21分)にISSへドッキングしました。9月20日午前3時34分(同9月20日午後5時34分)にハッチが開けられ、第13次長期滞在クルーのコマンダーのパベル・ビノグラドフ、フライトエンジニアでNASAサイエンスオフィサのジェフリー・ウィリアムズ、そしてフライトエンジニアのトーマス・ライターが出迎えました。

次のSTS-115ステータスレポートは、アトランティス号着陸後、または新規イベントがあれば発行する予定です。

出典:http://www.nasa.gov/mission_pages/shuttle/news/sts115/STS-115-23.html
*併記の無い限り日時はすべて米国日時とします。

  

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