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国際宇宙ステーションの組立フライト 10A(STS-120)

第4回船外活動

最終更新日:2007年11月3日

第4回船外活動では、損傷したP6トラスの太陽電池パドル(Solar Array Wing: SAW)の修理作業を行います。

P6トラスの太陽電池パドル(SAW)の修理作業

「カナダアーム2」(ISSのロボットアーム)で把持されたセンサ付き検査用延長ブーム(Orbiter Boom Sensor System: OBSS)の先端にスコット・パラジンスキー宇宙飛行士が乗り、SAWの破損箇所に接近して修理を行います。

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P6トラスのSAWの修理イメージ

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SAWの破損箇所

修理では、破損したヒンジにかかる負荷を軽減させるために、ワイヤなどで作成した固定器具を、破損箇所付近の5箇所にSAWの穴を通して取り付けます。

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SAWの破損箇所に取り付ける器具

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固定器具の取付け箇所(赤い線の5箇所)


第4回船外活動では、当初、タイル修理用耐熱材充填装置(Tile Repair Ablator Dispenser: T-RAD)を使用したタイル修理試験を行う予定でしたが、S3トラスの太陽電池パドル回転機構(Solar Alpha Rotary Joint: SARJ)に金属粉が付着しているのが第2回船外活動で確認されたことを受けて、SARJの点検作業を行うことになりました。

その後、飛行8日目に、P6トラスのSAW展開中にSAWの一部が破損したため、SARJの点検作業に代わり、第4回船外活動ではSAWの修理作業を行うことになりました。T-RADを使用した修理試験は今後のスペースシャトルミッションに延期され、SARJの点検作業はSTS-120ミッション後の船外活動に延期されることになりました。

S3トラスの太陽電池パドル回転機構(SARJ)の点検(STS-120ミッション後に延期)

金属粉の付着が確認されたS3トラスのSARJを点検します。

T-RADを使用したタイル修理試験(今後のスペースシャトルミッションで実施)

タイル修理試験用の損傷したタイルサンプルに対して、T-RADを使用した修理試験を行います。

耐熱材には、STA-54と呼ばれる褐色でペースト状のアブレータ(溶融材)が使用されます。

T-RADとSTA-54を使用した試験は、地上の真空チャンバーや、航空機を使った短時間の微小重力環境では行われていますが、宇宙での試験は初めてとなります。試験では、T-RADの操作性や、気泡が発生しても表面を滑らかにすることが出来るか等の評価が行われ、地上に回収した後には高温風洞試験等が行われる予定です。

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T-RAD

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地上でのT-RADを使用した修理後のタイル

この試験は、来年のスペースシャトルミッションで行われる予定でしたが、STS-118ミッションで起きたタイル損傷を受け、この試験を前倒してSTS-120ミッションで行うことになりました。

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着陸後に撮影されたエンデバー号底部の損傷した耐熱タイル(STS-118ミッション)

(写真、画像は全てNASA提供)

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