このページは、過去に公開された情報のアーカイブページです。

<免責事項> リンク切れや古い情報が含まれている可能性があります。また、現在のWebブラウザーでは⼀部が機能しない可能性があります。
最新情報については、https://humans-in-space.jaxa.jp/ のページをご覧ください。

サイトマップ

宇宙ステーション・きぼう 広報・情報センター宇宙ステーション・きぼう 広報・情報センタートップページ
  • Menu01
  • Menu02
  • Menu03
  • Menu04
  • Menu05
  • Menu06
  • Menu07

国際宇宙ステーションの組立フライト 10A(STS-120)

第3回船外活動

最終更新日:2007年10月30日

S3トラスの太陽電池パドル回転機構(Solar Alpha Rotary Joint: SARJ)回転時に摩擦が増加していることが確認されていたため、飛行6日目の第2回船外活動においてこのSARJを点検した結果、SARJの内側に削れた金属粉が付着しているのが確認されました。

これを受けて、状態の比較を行うため、第3回船外活動においてP3トラスのSARJ点検作業が追加となりました。また、第2回船外活動で実施できなかった遠隔電力制御モジュール(Remote Power Control Module: RPCM)の交換作業を行う予定でしたが、実施されませんでした。

P6トラスのP5トラスへの結合、起動準備

カナダアーム2を操作する船内クルーの支援

写真

カナダアーム2によるP6トラスの取付け

船内クルーが「カナダアーム2」(国際宇宙ステーション(ISS)のロボットアーム)でP6トラスをP5トラス先端の取付け位置へ近づける際に、取付け位置はTVカメラの映像が利用できず、また、カナダアーム2が届くぎりぎりの場所であることから、船外活動クルーが音声でカナダアーム2の操作クルーに指示を送り、取付け位置までゆっくりとP6トラスを移動させます。

P5/P6トラス間のトラス結合システム(RTAS)のボルト締め

写真

P5トラスのRTAS(黄色い丸の箇所)

P6トラスとP5トラスを結合するために、トラス結合システム(Rocketdyne Truss Attachment System: RTAS)のボルト締め(4箇所)を行います。

P5/P6トラス間のケーブル接続

写真

ケーブル接続
(STS-115ミッション、P1/P3トラス)

P5/P6トラス間の電力・通信ケーブルの接続を行います。

直列シャントユニット(SSU)の断熱カバーの取外し

P6トラスの直列シャントユニット(Sequential Shunt Unit: SSU)から、温度低下を防ぐために第1回船外活動で取り付けた断熱カバーを取り外します。

P6トラスのラジエータの固定解除

写真

ラジエータの固定器具

P6トラスに3基設置されているラジエータの内1基(Z1トラス結合時に前方にあったラジエータ)の展開に備え、固定を解除します。

メインバス切替ユニット(MBSU)の船外保管プラットフォーム2(ESP-2)への運搬

写真

MBSUの取付け・保管

保管用のメインバス切替ユニット(Main Bus Switching Unit: MBSU)を、スペースシャトルのロボットアーム(SRMS)に乗ったクルーが、ペイロードベイ(貨物室)から船外保管プラットフォーム2(External Stowage Platform: ESP-2)に運び、ESP-2に装備されている軌道上交換ユニット(Orbital Replacement Unit: ORU)の固定機構(Flight Releasable Attach Mechanism: FRAM)に取り付け、保管します。

P1トラスのラジエータ展開に備えたSFUケーブルの設定

P1トラスの残り2枚のラジエータ展開に備え、ラジエータに設置された展開時に使用する火工品(Squib Firing Unit: SFU)を起動できるようにするために、第2回船外活動で実施したS1トラスのラジエータ展開準備と同様に、ヒータからSFUへ電力ケーブルをつなぎ変えます。

P3トラスの太陽電池パドル回転機構(SARJ)の点検(追加作業)

金属粉の付着が確認されたS3トラスと状態の比較を行うため、P3トラスのSARJを点検します。SARJの状態を写真に撮り、なにか付着物があれば採取します。

S0トラスの遠隔電力制御モジュール(RPCM)の交換(未実施)

S0トラスの故障した遠隔電力制御モジュール(Remote Power Control Module: RPCM)を交換します。

(写真、画像は全てNASA提供)

Copyright 2007 Japan Aerospace Exploration Agency SNS運用方針 | サイトポリシー・利用規約