P6トラスの移設準備
第1回船外活動に続き、P6トラスのZ1トラスからP5トラスへの移設に備え、P6/Z1トラス間の電力・通信ケーブルの切離し、結合機構のボルトの取外しを行います。
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飛行5日目、国際宇宙ステーション(ISS)の右舷側にあるS3トラスの太陽電池パドル回転機構(Solar Alpha Rotary Joint: SARJ)の点検作業が第2回船外活動に追加されました。この作業は、ここ1ヵ月半ほどS3トラスのSARJ回転時に摩擦が増加していることが確認されていたため、実施される事になりました。
なお、第2回船外活動では、SARJの点検作業やメインバス切替ユニット(Main Bus Switching Unit: MBSU)の配線切替え作業に時間を要したため、S0(エスゼロ)トラスの遠隔電力制御モジュール(Remote Power Control Module: RPCM)の交換作業は、実施されませんでした。
ISSの右舷側にあるS3トラスの太陽電池パドル回転機構(Solar Alpha Rotary Joint: SARJ)の摩擦が増加している原因を調査するため、SARJの多層断熱材(Multi Layer Insulation: MLI)カバーを取り外し、その下にあるスウィングボルトを点検して写真撮影を行います。
第1回船外活動で「ハーモニー」(第2結合部)外壁に仮固定した電力・通信インタフェース付グラプル・フィクスチャ(Power and Data Grapple Fixture: PDGF)を本来の取付け場所へ設置する作業やハンドレールの取付けなど、ハーモニー外部の艤装を行います。
S1トラスの残り2枚のラジエータ展開に備え、ラジエータ展開時に使用する火工品(Squib Firing Unit: SFU)を起動できるようにするために、ヒータからSFUへ電力ケーブルをつなぎ変えます。
P6トラスの移設に伴い、P6トラスからS0(エスゼロ)トラスに設置されているメインバス切替ユニット(Main Bus Switching Unit: MBSU)へ電力を供給するケーブルを再設定する必要があるため、MBSUの電力ケーブル2本をつなぎ変えます。
S0トラスの故障した遠隔電力制御モジュール(Remote Power Control Module: RPCM)を交換します。
(写真、画像は全てNASA提供)
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