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« NEEMO13訓練(その2) | ジャーナルトップ | 舞台裏 »

1J地上管制官集結!

STS-124/1Jミッションまで8ヶ月を切り、我々の訓練もペースが上がってきました。そんな中、「きぼう」船内実験室の組立・起動の中心となる、NASAとJAXAの地上管制官(フライトコントローラ)がヒューストンに集結。Joint Operations Panel(JOP)と呼ばれるこの会議、JAXAの東覚フライトディレクタ(FD;ポジション名では”J-Flight”と呼ぶ)とNASAのハズブルックISS FD(”Houston Flight”と呼ぶ)の二人の1Jリードフライトディレクタを初め、各地上管制ポジションの1Jリード(1Jに関しそれぞれの担当システムを代表する管制官)が一同に会し、ミッションに向けて技術的な調整を行いました。1JのJOPとして集まるのは今回で4回目ですが、Japanese JOP(JJOP)として会議が始まってから16回目となります(ほかに月1回ペースで電話会議もしてます)。年に2回は集まっていたから、単純計算で実に8年!!ほんと、頭が下がりますm ( _ _ ) m。

この会議、実際にミッションに搭乗するクルーが決まってからは初参加となりましたが(前回は4月に日本で開催だったのでヒューストンで訓練中だった我々クルーは不参加)、クルーに係わる議題に関しては我々も出席し、訓練などを通じて思うところなど、意見を言わせてもらいました。僕は以前から参加させてもらってますが、NASAミッションコントロールセンタ(MCC)のCAPCOM(ISSとの交信担当)として一緒に仕事したNASAフライトコントローラも多い。これまでのJOPに比べても、かなり具体的な、細かな調整がなされたように感じました。いよいよ、って感じです。クルーからは見えない世界の調整もありますが、この準備があって初めてミッション成功につながる。日米を代表する彼らと共に、我々クルーも頑張らねば!

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JOPの様子。活発な議論が交わされます。

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JAXA東覚FDとNASAハズブルックFD。東覚FDと僕は同い年。


☆「きぼう」日本実験棟の運用の中心となる運用管制チーム(JAXA Flight Control Team: JFCT)の詳細については、こちらのページをぜひご覧ください!

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