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宇宙ってどんなとこ
01 地上から見えない星もよく見える
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夜空を見上げ、運良く晴れていたら、そこにはきっとたくさんの星が輝いていることでしょう。
遠い昔から、天文学者たちはよりよい天体観測(かんそく)を行うため、よく見える望遠鏡とより適した観測(かんそく)場所を求め続けてきました。
どのような時に星はたくさん見えるでしょうか?都会からはなれるほどより多くの星を見られますし、夏よりも冬の方が星はきれいだと感じる人もいるはずです。 |
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場所や時期によって星の見え方が変わる理由は、空気に関係しています。
空気の層(そう)はふだん私たちを守ってくれていますが、宇宙からやってきた星の光を観測(かんそく)しようとするとき、空気はジャマになってしまうのです。
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星の光が地上にいる私たちに届くまでに空気中のほこりや水滴(てき)にぶつかり、進路を曲げられたりはねかえされたりします。都会のように夜も明るいと、弱い星の光を見ることはできません。星がキラキラとまたたいて見えるのも、空気の層(そう)を通ってくるからです。
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