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宇宙ってどんなとこ
01 船外に出るときは宇宙服を忘れずに
![大気光に浮かぶ月](images/201/01.jpg) |
地球は空気の層(そう)でつつまれています。
ふだんは気づきませんが、空気にも重さがあり、地球の重力によって引き止められているのです。 |
国際宇宙ステーション(ISS)が飛んでいる地上から400km上空にもなると、空気はほとんどなくなります。このような空気のない状態を真空といいます。宇宙は真空なのです。
一般的に宇宙は高度100kmから先とされています。
高いところでは、それよりも上にある空気の量が少なくなります。だから、高いところに行けば行くほど空気は薄(うす)くなっていくのです。富士山の頂上では走ると息苦しくなるほどです。
地面近くにある空気は、上にある空気の重さを支えているため、押しつぶされています。 |
![高度と気圧の関係](images/201/02.jpg) |
![船外活動中のセラーズ宇宙飛行士(STS-112)](images/201/03.jpg) ![EVA中の土井MS(フライトデッキより)](images/201/03-2.jpg) |
真空状態では、人間は宇宙服を着ないと生きることができません。しかし、ISS内には空気が閉じ込めてあるので、宇宙服を着なくても大丈夫なのです。 |
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