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「きぼう」での実験

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「きぼう」利用研究の進捗状況・搭載実験装置について、アジア微小重力シンポジウムで発表します

最終更新日:2018年11月 6日

平成30年11月12日から16日に中国広東省珠海市で開催される第12回アジア微小重力シンポジウム(12th Asian Microgravity Symposium)において、「きぼう」日本実験棟を利用する研究の進捗状況、搭載実験装置に関する2件の発表を行います。



(1) Current Status of the Investigation on Materials Flammability under Microgravity in "FLARE" Project(FLAREプロジェクトにおける微小重力下での材料燃焼性研究の進捗状況)

  • 発表者 菊池政雄主任研究開発員 (発表日 11月13日)
  • 2019~2020年にかけて「きぼう」日本実験棟において実験が予定されているFLARE(Flammability Limits at Reduced Gravity Experiment:「火災安全性向上に向けた固体材料の燃焼現象に対する重力影響の評価」)プロジェクトの進捗状況について紹介します。

<FLAREプロジェクトとは>

有人宇宙活動において火災安全性の確保は最優先事項の一つであり、月以遠の深宇宙探査の本格化に伴い、ますますその重要性が高まっています。FLAREプロジェクトは、自然対流のない宇宙ステーションの環境を活かし、固体材料の着火・火炎燃え拡がりなどの燃焼現象に対し重力が果たす役割を、様々な固体材料を用いて科学的に明らかにするものです。


(2) Results of Thermophysical Property Measurements of Oxide Melts at Extremely High Temperature Using Electrostatic Levitation Furnace (ELF) onboard ISS-KIBO (きぼう搭載静電浮遊炉(ELF)による超高温酸化物の熱物性計測結果について

  • 発表者 猿渡英樹主任研究開発員 (発表日 11月15日)
  • 「きぼう」日本実験棟に設置されている静電浮遊炉(ELF)の紹介およびELFを使って取得した超高温酸化物の密度、粘性、表面張力の計測結果を報告します。
  • 静電浮遊炉(ELF)装置の紹介はこちら
 
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