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「きぼう」での実験

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国際宇宙ステーション・「きぼう」でのマウス飼育により宇宙滞在が精子受精能力に及ぼす影響を解析

最終更新日:2019年10月18日

大阪大学微生物病研究所 伊川正人教授らの研究グループは、筑波大学医学医療系 高橋智教授、JAXAらとの共同研究により、2016年に「きぼう」日本実験棟での長期飼育マウスの全数生存帰還を成功させたJAXAの第1回小動物飼育ミッション(MHU-1)において、帰還した雄性マウスの生殖器官や精子受精能力などを評価しました。その結果、宇宙に滞在したマウスの精子が正常な受精能力を持っており、次世代マウスの成育・繁殖能力においても親世代の宇宙滞在の影響は見られないことを世界で初めて明らかにしました。本研究成果は、将来、人類が宇宙へ活動領域を広げるにあたっての基礎的知見となります。

本研究成果は、2019年9月24日に英国の科学誌ネイチャー(Nature)の姉妹紙のオンラインジャーナル「サイエンティフィック リポーツ(Scientific Reports)」に掲載されました。

詳細は以下のサイトをご覧ください。

大阪大学による研究成果リリース

論文リンク

タイトル:"Male mice, caged in the International Space Station for 35 days, sire healthy offspring"

著者名:Matsumura T#, Noda T#, Muratani M, Okada R, Yamane M, Isotani A, Kudo T, Takahashi S and Ikawa M (#:共筆頭著者)

関連リンク

小動物飼育ミッションについて
小動物飼育装置(Mouse Habitat Unit: MHU)
世界初、宇宙空間でμgから1gを可変できる実験環境"MARS"が完成(2017年9月8日)
国際宇宙ステーション・「きぼう」における、長期飼育マウスの全数生存帰還の世界初の達成ならびに次世代仔マウスの誕生について(2016年10月13日)
「きぼう」での関連実験
国際宇宙ステーションの「きぼう」で長期保存した精子DNAの正常性と宇宙マウスについて -人類の宇宙生殖の可能性を示す-(2017年5月26日)

 

 
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