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代表研究者
小原 真司Dr. SHINJI KOHARA 物質・材料研究機構 主幹研究員 |
JAXA 宇宙科学研究所 教授 | 石川 毅彦 | 物質・材料研究機構 グループリーダー |
袖山 慶太郎 |
芝浦工業大学 工学部 教授 | 正木 匡彦 | 北海道大学 大学院理学研究院化学部門 講師 |
小林 正人 |
スイス連邦工科大学 チューリッヒ校 教授 |
村上 元彦 | 京都大学 複合原子科学研究所 助教 | 小野寺 陽平 |
東北大学 金属材料研究所 准教授 |
岡田 純平 | MATERIALS DEVELOPMENT, INC. 社長 |
WEBER J. K. RICHARD |
弘前大学大学院 理工学研究科 准教授 |
増野 敦信 | ||
函館工業高等専門学校 一般理教系 准教授 |
水野 章敏 | ||
岐阜大学 工学部 准教授 | 志賀 元紀 |
【宇宙実験リポート】
「きぼう」日本実験棟での実験の状況などをお伝えします。
宇宙実験に使用する試料を製作し、試料ホルダに搭載しました。試料ホルダは、2018年9月23日に種子島宇宙センターから「こうのとり」7号機で打上げられ、9月27日に国際宇宙ステーションへ到着しました。
実験の背景
高温液体の物性、特に「構造」と「粘性」の相関や、フラジリティー(ガラスへのなりやすさの指標)は極めて重要なテーマです。しかし、高温での測定が非常に困難であることから、ほとんど明らかにされていません。
実験の目的
微小重力下での静電浮遊炉を用いた実験を通し、将来に応用できる重要な物性データを取得し、地上での比較実験とのデータ解析をもとに、新しい学理創製・新奇ガラス材料などの非平衡材料創生へのフィードバックを目指します。
実験内容
本実験では、高温液体、とりわけ波及効果が高く、かつ、「きぼう」日本実験棟の静電浮遊炉(ELF)でしか測定できない、酸化物の物性(特に粘性と密度)を精密測定します。その測定結果と地上で比較実験した高輝度放射光・高強度パルス中性子で測定する構造データを解析します。
ココがポイント!
超高温の液体やマグマには未だにわからない謎が多く、なぜガラスができるかに対する明確な答えも出ていません。ガラス はなぜできるか?地球誕生のメカニズムとは?など、この実験を通しその謎に挑みます。
参考資料
本実験に係る参考文献を掲載します。
成果
準備中
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