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TCDTとは、宇宙飛行士と地上要員が打上げ当日の作業を前もって確認するために射場で実施するリハーサルで、打上げの約2週間前に行われます。
TCDTでは、射点からの緊急避難訓練や、スペースシャトル「ディスカバリー号」に搭載された「きぼう」日本実験棟船内実験室、ロボットアームの搭載状況を確認したほか、TCDTの最終日には、打上げ時に着用する与圧服(オレンジスーツ)を着て実際にディスカバリー号に搭乗するなど、打上げ直前までの仮想のカウントダウンが行われ、クルーも地上要員も本番と同じように作業を行いました。
TCDTを終えたクルーは、米国時間5月9日午後に、NASAジョンソン宇宙センター(JSC)へ戻りました。打上げ数日前に打上げのため、KSCへ再び戻ります。
また、米国時間5月10日には、「きぼう」船内実験室、ロボットアームを搭載したディスカバリー号のペイロードベイ(貨物室)のドアが、打上げに向けて閉じられました。
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