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「きぼう」日本実験棟

ケネディ宇宙センター(KSC)での最終訓練

最終更新日:2008年5月 9日
写真:TCDTでM-113輸送車の走行訓練を行う星出宇宙飛行士(提供:NASA)

TCDTでM-113輸送車の走行訓練を行う星出宇宙飛行士(提供:NASA)

TCDTで記者会見を行うSTS-124クルー

TCDTで記者会見を行うSTS-124クルー(提供:NASA)

星出宇宙飛行士ら1J(STS-124)クルーは、米国時間5月7日から5月9日にかけて、NASAケネディ宇宙センター(KSC)にて、ターミナル・カウントダウン・デモンストレーション・テスト(Terminal Countdown Demonstration Test: TCDT)と呼ばれる最終訓練を行っています。

TCDTとは、宇宙飛行士と地上要員が打上げ当日の作業を前もって確認するために射場で実施するリハーサルで、打上げの約2週間前に行われます。

TCDTでは、射点からの緊急避難訓練や、スペースシャトル「ディスカバリー号」に搭載された「きぼう」日本実験棟船内実験室、ロボットアームの搭載状況の確認、打上げ直前までの仮想のカウントダウンなどが行われます。
TCDTで記者会見を行うSTS-124クルー

スライドワイヤバスケットの操作方法を確認する星出(左)、ナイバーグ宇宙飛行士(右)(提供:NASA)

クルーは、避難訓練の一環として、M-113輸送車の走行訓練や脱出用スライドワイヤバスケットの操作方法などの訓練を行いました。打上げ前に避難しなければならないような事態があった場合、クルーはスペースシャトルから脱出してバスケットに乗りワイヤをつたって地上まで避難した後、M-113輸送車に乗って射点から遠ざかり、その後、ヘリコプターで安全な場所まで避難することになっています。

TCDTの途中では、射点前にて記者会見が行われ、クルーは、ミッションに向けた意気込みを集まった報道関係者らに語りました。

この後、TCDTの最終日には、打上げ時に着用する与圧服(オレンジスーツ)を着て実際にスペースシャトル「ディスカバリー号」に搭乗するなど、打上げ直前までの仮想のカウントダウンが行われ、クルーも地上要員も本番と同じように作業を行います。

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1J(STS-124)ミッション関連の写真集
 
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