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米国中部夏時間6月5日午後4時05分(日本時間6月5日午前6時05分)に「きぼう」日本実験棟船内実験室のハッチが開けられ、午後4時09分(同6月5日午前6時09分)に星出宇宙飛行士らクルーが船内実験室へ入室しました。
この入室前には、「きぼう」日本実験棟船内実験室の片系のシステムであるB系システムの起動が行われました。
まず、星出宇宙飛行士らクルーによる船内実験室の起動準備が整えられた後、NASAの宇宙ステーション管制センターから船内実験室へコマンドが送られ、船内実験室の電源が投入されました。
その後、筑波宇宙センター(TKSC)の「きぼう」運用管制室と船内実験室内にある「きぼう」の頭脳である「きぼう」制御装置(JEM Control Processor: JCP)が通信できるようになり、そして午後2時51分(同6月5日午前4時51分)に、「きぼう」運用管制室から初めてのコマンドが送信されました。この起動作業は、その後「きぼう」運用管制室から継続して行われ、完了しました。
もう片方のA系システムの起動は、明日、飛行6日目に行われる予定です。
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