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「きぼう」日本実験棟

星出宇宙飛行士の任務

最終更新日:2008年05月28日
写真:バーチャルリアリティ(VR)システムを使用したロボットアームのシミュレータで訓練を行う星出宇宙飛行士

ロボットアームのシミュレータで訓練を行う星出宇宙飛行士

星出宇宙飛行士は、ミッションスペシャリスト(搭乗運用技術者:MS)として、ISSのロボットアーム(Space Station Remote Manipulator System: SSRMS)の操作や、「きぼう」日本実験棟に関わる作業全般を担当します。

星出宇宙飛行士は、SSRMSを操作する初めての日本人宇宙飛行士となります。

ランデブ/ドッキング

写真:レーザ測距計の訓練を行う星出宇宙飛行士

レーザ測距装置の訓練

ランデブ/ドッキング時に、手持ち型のレーザ測距装置を用いて、国際宇宙ステーション(ISS)との距離と接近速度を測定して支援します。また、ドッキング直後には、スペースシャトルとISS間のドッキング機構の操作を行います。

飛行3日目

船内実験室のISSへの取付け

写真:「きぼう」船内実験室のISSへの取付け

「きぼう」船内実験室のISSへの取付け

「きぼう」船内実験室をスペースシャトルのペイロードベイ(貨物室)から取り出し、「ハーモニー」(第2結合部)に取り付けます。

飛行4日目
「きぼう」船内実験室
取付けから起動まで

船内実験室の入室準備

飛行4日目に船内実験室をISSに結合させ、連結部の加圧、気密点検を行った後、飛行5日目には船内実験室とハーモニーの連結部に入り、電気配線や配管の接続などの入室準備を行います。

飛行5日目

船内実験室のB系システムの初期起動

ハーモニー内のコンピュータを使って、船内実験室のB系システムの初期起動を行います。

飛行5日目
取付けから起動まで

船内実験室への入室/室内の設定

船内実験室に最初に入室して、室内の点検や設定を行います。

飛行5日目
取付けから起動まで

船内保管室の移設準備と移設後の作業

船内保管室の連結部の配線・配管の取外し、減圧など、船内保管室移設の準備作業と移設後の配線接続を行います。

飛行7日目
飛行8日目
飛行10日目
取付けから起動まで

船外活動の支援

SSRMSを操作して船外活動を支援します。

飛行4日目
第1回船外活動
飛行9日目
第3回船外活動

共通結合機構(CBM)の操作

船内実験室をISSへ結合させる際、船内保管室をハーモニーから取り外す際、また船内保管室の船内実験室への結合後に、共通結合機構(Common Berthing Mechanism: CBM)*に関わる操作をします。

*ISSの各モジュール間を結合するために開発されたISS共通の結合機構。ハーモニー/船内実験室間、船内実験室/船内保管室間は、CBMで結合されています。

飛行4日目
飛行7日目
取付けから起動まで

「きぼう」ロボットアームの操作

「きぼう」のロボットアームを使用できるようにするため、起動とアームの展開、動作確認試験などを行います。

「きぼう」ロボットアーム
飛行6日目
飛行7日目
飛行8日目
飛行10日目

 
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