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筑波宇宙センター(TKSC)に集結した「きぼう」日本実験棟は、スペースシャトルで打ち上げられることから、米国フロリダ州のNASAケネディ宇宙センター(KSC)に輸送され、発射台の近くで打上げに向けての最終チェックが行われました。
ロケットによる打上げを行うところを「射場」と呼んでいますが、JAXAも鹿児島県の種子島に射場があり、そこで、打ち上げるロケットや人工衛星の最終チェックを行っています。「きぼう」の場合は射場が種子島ではなく米国のKSCであるという違いはありますが、実施する作業は同様です。
KSCに輸送する前に、日本国内であらゆる試験や検査が行われるため、射場では輸送によって破損した機器がないことのチェックを主に行いました。ただし壊れていないことを確認するためには、機器を動かしてみないと分かりませんから、国内の試験で使った試験用の装置を沢山運び込んで、かなり大がかりな作業を行いました。
「きぼう」だけでなく、国際宇宙ステーション(ISS)を構成するほとんど全てものがKSCからスペースシャトルによって打ち上げられました。そこで、KSCには色々な国から来るISSの構成品に対する最終チェックを行うことが出来るように、巨大な建物があります。そして最終チェックが終わったものは、ISSを組み立てていく順に発射台に運ばれ、そこでスペースシャトルに積み込まれて打ち上げられたのです。
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