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「きぼう」日本実験棟

実機モデルの製造、組立、試験

最終更新日:2007年11月16日

コンポーネント単位で製造および試験を行ってフライト品として完成すると、アセンブリ単位、そして、各要素ごとに組み立てられました。そして、それぞれの組み立てが完成すると、アセンブリ単位および各要素毎に試験が行われ、要素ごとに実機モデルとして問題がないことが検証されました。

各要素レベルでの検証が完了すると、国際宇宙ステーション(ISS)本体に取り付けられた軌道上でのコンフィギュレーションを再現し、「きぼう」日本実験棟全体の機能・性能を最終的に検証するため、各要素は筑波宇宙センター(TKSC)に集結し、結合されて全体システム試験が行われました。

全体システム試験が完了すると、今後は、打上げコンフィギュレーションでの試験を行いました。このように、打上げコンフィギュレーションで試験を行うのは、「きぼう」が3回に分けて、スペースシャトルによって軌道上に打ち上げられるからです。全ての試験が完了すると、いよいよ打上げです。各要素は梱包され、米国のNASAケネディ宇宙センター(KSC)へ運搬されました。

プロトフライトモデル(PFM)全体システム組立・試験フロー

プロトフライトモデル(PFM)全体システム組立・試験フロー

同じものを2個つくる? 「きぼう」日本実験棟の開発過程

製作中のエンジニアリングモデル

製作中のエンジニアリングモデル。ここで十分に試験が行われました

宇宙でその機能を100%発揮するため、基本設計には3年間が費やされました。部品のひとつひとつが複雑で精密なものばかりなので、その後の開発も慎重です。まず、実物とほとんど同じ構造の試作品「エンジニアリングモデル」を作り、試験を繰り返し行いました。

次に、試験の結果を受けながら実際に宇宙へ飛び出す「フライトモデル」の設計を行い、製造されてからもさらに試験を重ねました。

 
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