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STS-130(20A)ミッションでは、「トランクウィリティー」(第3結合部)とキューポラを運搬し、国際宇宙ステーション(ISS)に取り付けます。ミッションの内容は、主に以下の通りです。
「トランクウィリティー」(第3結合部)を、「ユニティ」(第1結合部)の左舷側に設置します。
ユニティへの設置後、「デスティニー」(米国実験棟)など他のモジュールから、空気浄化システム(Atmospheric Revitalization System: ARS)ラックなどのラック類、ISSトイレ(WHC)、トレッドミル(Combined Operational Load Bearing External Resistance Treadmill: COLBERT)などがトランクウィリティーに移設されます。
これにより、居住区画と実験区画が入り乱れていたデスティニーを本来の実験棟に戻すことができ、トランクウィリティーが新たな居住区画として使用されます。
トランクウィリティーの共通結合機構(Common Berthing Mechanism: CBM)に結合された状態で運搬されたキューポラを、トランクウィリティー設置後に、トランクウィリティーの地球側のCBMに移設します。
キューポラは観測用ユニットであり、6枚の窓と天窓、ISSのロボットアーム(Space Station Remote Manipulator System: SSRMS)の操作盤などが設置されています。
キューポラの窓は地球観察や天体観測に利用でき、またロボットアームの操作や船外活動なども目視できるようになります。
トランクウィリティー到着に備えて、1月23日にユニティから「ハーモニー」(第2結合部)へ仮移設した与圧結合アダプタ3(Pressurized Mating Adapter: PMA-3)を、トランクウィリティー設置後に、トランクウィリティーの左舷側のCBMに移設します。
JAXAの実験試料などをISSへ運搬し、実験の成果を回収します。
(写真、画像は全てNASA提供)
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