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ハーモニー(第2結合部)

Harmony

「ハーモニー」(第2結合部)は、「きぼう」日本実験棟を含む国際宇宙ステーション(ISS)の構成要素を結合し、通路としての役割を果たすモジュールです。欧州宇宙機関(ESA)により開発され、2007年10月にISS組立フライト10A(STS-120ミッション)で打ち上げられました。構成要素を結合するための6つの共通結合機構(Common Berthing Mechanism: CBM)を装備しています。

船内実験室(手前左)、船内保管室(上)が取り付けられたハーモニー(中央)(1Jミッション)

ハーモニーには、日本の「きぼう」船内実験室とESAの「コロンバス」(欧州実験棟)が結合されています。また、多目的補給モジュール(Multi-Purpose Logistics Module: MPLM)や日本が開発し打ち上げる宇宙ステーション補給機(H-II Transfer Vehicle: HTV)の結合にも使用されます。

また、ハーモニーに取り付けられた与圧結合アダプタ2(Pressurized Mating Adapter: PMA-2)は、スペースシャトルのドッキングポートとしても使用されます。

ハーモニーⓒNASA
デスティニー側から見たハーモニー内部ⓒNASA

ハーモニーの主要諸元

項目
寸法 約4.3m(直径)×約6.1m(長さ)
質量 約13,508kg

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※特に断りのない限り、画像クレジットは©JAXA