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国際宇宙ステーションの組立フライト 15A(STS-119)

最新情報

2009年3月17日:STS-119ミッション 飛行2日目終了

写真:スペースシャトルのロボットアーム(SRMS)を操作する若田宇宙飛行士

スペースシャトルのロボットアーム(SRMS)を操作する若田宇宙飛行士

スペースシャトル「ディスカバリー号」では、スペースシャトルのロボットアーム(Shuttle Remote Manipulator System: SRMS)とセンサ付き検査用延長ブーム(Orbiter Boom Sensor System: OBSS)を使用した機体の損傷点検が行われました。若田宇宙飛行士は、機体の損傷点検でSRMSを操作しました。

その他、ミッション中の船外活動で使用する宇宙服の点検や、飛行3日目の国際宇宙ステーション(ISS)へのドッキングに向けた準備などが行われました。

また、日本時間3月17日午前10時31分から午前11時35分にかけて、若田宇宙飛行士が初めて行う生命科学実験である、「両生類培養細胞分化と形態形成の調節(Dome Gene)」(代表研究者:浅島誠 東京大学 理事(副学長))の打上げ対照実験が行われました。

若田宇宙飛行士による最初の生命科学実験が行われました
実験開始に際しての代表研究者のコメントなどを掲載しています。
STS-119 NASAステータスレポート#02
STS-119 NASAステータスレポート#03
NASA発行のレポートの仮訳です。

ディスカバリー号は、飛行3日目の米国中部夏時間2009年3月17日午後4時13分(日本時間2009年3月18日午前6時13分)にISSへドッキングする予定です。若田宇宙飛行士は、第18次長期滞在クルーとして滞在しているサンドラ・マグナス宇宙飛行士と交替し、日本人初のISS長期滞在クルーとなります。

2009年3月16日:STS-119ミッション 飛行1日目終了

米国東部夏時間2009年3月15日午後7時43分(日本時間3月16日午前8時43分)に、NASAケネディ宇宙センター(KSC)から打ち上げられたスペースシャトル「ディスカバリー号」では、軌道に到達後、ペイロードベイ(貨物室)のドアの開放やKuバンドアンテナの展開作業などが行われました。

STS-119 NASAステータスレポート#01
NASA発行のレポートの仮訳です。

飛行2日目には、スペースシャトルのロボットアーム(Shuttle Remote Manipulator System: SRMS)とセンサ付き検査用延長ブーム(Orbiter Boom Sensor System: OBSS)を使用した機体の損傷点検や、国際宇宙ステーション(ISS)へのドッキングに向けた準備などが行われる予定です。若田宇宙飛行士は、機体の損傷点検でSRMSを操作します。

また、「両生類培養細胞による細胞分化と形態形成の調節(Dome Gene)」(代表研究者:東京大学 浅島誠理事(副学長))の実験が実施される予定です。

両生類培養細胞による細胞分化と形態形成の調節
実験の目的、内容、研究者を紹介しています。

2009年3月16日:スペースシャトル「ディスカバリー号」打上げ!

写真:ディスカバリー号の打上げ

ディスカバリー号の打上げ

若田宇宙飛行士ら7人のクルーを乗せたスペースシャトル「ディスカバリー号」は、米国東部夏時間3月15日午後7時43分(日本時間3月16日午前8時43分)に、NASAケネディ宇宙センター(KSC)から打ち上げられました。

ディスカバリー号の打上げとしては36回目、スペースシャトルの打上げとしては125回目となりました。いよいよJAXA宇宙飛行士初となる若田宇宙飛行士の国際宇宙ステーション(ISS)長期滞在が始まります。

2009年3月15日:STS-119ミッションの打上げ日再設定について

NASAは、延期されていたSTS-119(15A)ミッションの打上げを、米国東部夏時間3月15日午後7時43分(日本時間3月16日午前8時43分)に実施する旨発表しました。

2009年3月12日:STS-119ミッションの打上げ延期について

NASAは、米国東部夏時間3月11日午後2時37分(日本時間3月12日午前3時37分)に、米国時間3月11日(同3月12日)に予定していたSTS-119(15A)ミッションの打上げ延期を発表しました。

液体水素燃料タンクに燃料を充填中に、外部燃料タンクの外側にある水素ガスベントシステムにリークが発見されたためです。

打上げ目標日は、米国時間3月15日以降であり、今後の原因究明と対策により、改めて正式な打ち上げ日が設定される予定です。なお、米国時間3月15日に打上げの場合、打上げ時刻は午後7時43分(同3月16日午前8時43分)となります。

2009年3月 9日:STS-119クルー、ケネディ宇宙センター(KSC)に到着/カウントダウン開始

写真:打上げに備え、NASAケネディ宇宙センター(KSC)に到着した若田宇宙飛行士

打上げに備え、NASAケネディ宇宙センター(KSC)に到着した若田宇宙飛行士

若田宇宙飛行士らSTS-119(15A)クルーは、米国東部夏時間3月8日午後2時45分(日本時間3月9日午前3時45分)頃、打上げに備え、T-38ジェット練習機でNASAケネディ宇宙センター(KSC)に到着しました。

到着後、クルーは集まった報道関係者らに対して、ミッションに向けた意気込みを語り、若田宇宙飛行士は、「このフライトにむけてお世話になったみなさん、本当にありがとうございました。国際宇宙ステーション、「きぼう」日本実験棟をしっかり活用して、有人宇宙活動のすばらしさをみなさんにお伝えしたいと思います。準備は万全です。それでは行ってきます。Thank you very much.」と語りました。

また、同日午後7時(同3月9日午前8時)に、打上げに向けてカウントダウンが開始されました。

スペースシャトル「ディスカバリー号」の打上げは、米国東部夏時間3月11日午後9時20分(日本時間3月12日午前10時20分)の予定です。

(写真は全てNASA提供)
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