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国際宇宙ステーション

STS-119 NASAステータスレポート#03

最終更新日:2009年3月17日
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2009年3月16日(月) 午後8時00分(米国中部夏時間)
2009年3月17日(火) 午前10時00分(日本時間)

スペースシャトル「ディスカバリー号」が宇宙で丸1日を飛行する最初の日は、スペースシャトルのロボットアーム(Shuttle Remote Manipulator System: SRMS)とセンサ付き検査用延長ブーム(Orbiter Boom Sensor System: OBSS)を使った、両翼前縁部の詳細な検査が集中的に行なわれました。

画像の専門家は、打上げ時のビデオ映像と、米国時間3月17日午後(日本時間3月18日午前)にディスカバリー号が国際宇宙ステーション(ISS)に接近する際に、ISSクルーが撮影する画像を総合的に分析し、再突入に備えてディスカバリー号の熱防護システム(Thermal Protection System: TPS)の状態を評価する予定です。

本日、5時間かけて行なわれた検査と並行して、スペースシャトルの7名のクルーは、米国中部夏時間3月17日午後4時13分(日本時間3月18日午前6時13分)に予定されているドッキングに向けた準備作業を行ないました。その作業の中には、移送する荷物の準備と、ディスカバリー号のドッキング中に予定されている3回の船外活動で使用する、宇宙服の点検も含まれていました。

クルーは、3月17日午前1時(同3月17日午後3時)前の就寝時間まで、ドッキングに備えて、ランデブ機器のテストや、オービタ・ドッキング・システム(Orbiter Docking System: ODS)へのセンターライン・カメラの設置、ODS上部にあるドッキングリングの伸展などを行ないました。

ディスカバリー号のクルーのひとりは、3回目のミッションとなる日本人宇宙飛行士の若田光一です。若田は、ドッキングしてハッチが開放された後に、ISSの新たなクルーとなる予定です。若田は、4ヶ月のISS滞在を終えて帰還するサンドラ・マグナスと交替する予定です。

ISSでは、コマンダーのマイケル・フィンクと、フライトエンジニアのユーリ・ロンチャコフおよびマグナスが、ディスカバリー号が接近し縦方向の回転を行なう際に、ディスカバリー号の画像を撮影するための手順を確認し、ディスカバリー号の到着に備えました。この縦方向の回転によって、ISS内で望遠レンズを構えたクルーが、ディスカバリー号底面のタイルを撮影することができます。

3月16日午後4時30分(同3月17日午前6時30分)頃、専門家による軌道計算の結果、スペースデブリはISSに害を与えることなく通過することが示されたとして、ISSのデブリ回避マヌーバの必要性は取り消されました。

次回のSTS-119ステータスレポートは、3月17日午前8時43分(同3月17日午後10時43分)のクルーの起床後、または新規イベントがあれば発行する予定です。

出典:STS-119 MCC Status Report #03(NASA)

*併記の無い限り日時はすべて米国日時とします。

 
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