|
角野宇宙飛行士 |
統合運用シミュレーションは、軌道上にいるISSやスペースシャトルのクルーと、地上の管制官(フライトコントローラ)の協調作業を訓練するために行われます。クルーはISSやスペースシャトルのシステムを模擬した訓練設備にいて、地上から運用を行う運用管制室(MCC-H)にいるフライトコントローラと交信しつつ協力してシステムの操作などを行います。
今回の訓練期間中には、スペースシャトルのISSへのランデブおよびドッキングを模擬したシミュレーションや、S0トラスのISSへの取り付けを模擬したシミュレーションなどにISSクルーとして参加しました。候補者に選定されて3年が経ち、実際の運用時により近い環境での訓練を行うようになりました。
ISS搭乗日本人宇宙飛行士活動レポート6月分は7月中旬頃に掲載予定です。お楽しみに。