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ISS搭乗宇宙飛行士活動レポート 2001年5月

 3人のISS搭乗宇宙飛行士は先月から引き続いてのアドバンスト訓練および実際に宇宙に打ち上がる「きぼう」日本実験棟ロボットアームの操作を実施しました。
 3人の活動状況についてご紹介します。


国際宇宙ステーション(ISS)システムに関する訓練
 3人は、米国テキサス州のNASAジョンソン宇宙センター(JSC)において国際宇宙ステーション(ISS)のうちアメリカのシステムについて、シミュレータを用いた実習などを行いました。
 この訓練は、アドバンスト訓練と呼ばれる訓練の一部で各国の宇宙飛行士が一緒にISSのシステムについて詳しく学ぶものです。アメリカから1名、ヨーロッパから4名、ロシアから1名、日本から3名の宇宙飛行士が参加して行っています。将来は日本でも、「きぼう」日本実験棟の訓練が各国の宇宙飛行士に対して行われる予定です。
 3人は、ISSのアメリカ要素に関し、搭載する計算機や電力系、熱制御系、環境制御・生命維持系といった主要システムの運用・操作に関する訓練を行いました。

古川宇宙飛行士星出宇宙飛行士
角野候補者


「きぼう」日本実験棟ロボットアーム実機の操作
 3人は、「きぼう」日本実験棟ロボットアームの操作を筑波宇宙センターで行いました。
 今回、操作した「きぼう」日本実験棟ロボットアームは、実際に宇宙に打ち上げられるもので、「実機」と呼ばれるものです。
 実際に軌道上で操作するロボットアームに精通することと同時に、訓練シミュレータと実機の違いが理解でき、今後行われるロボットアームに関わる訓練や開発・運用業務においても操作者の立場から更なる貢献が期待できるようになります。

試験全景古川宇宙飛行士星出宇宙飛行士角野候補者


 ISS搭乗日本人宇宙飛行士活動レポート6月分は7月中旬に掲載予定です。お楽しみに。


最終更新日:2001年6月19日

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