古川、星出両宇宙飛行士は「きぼう」日本実験棟船内実験室のシステム試験に立ち会い、角野候補者は3回目の飛行機操縦訓練を実施しました。
3人の活動状況についてご紹介します。 | 「きぼう」日本実験棟船内実験室システム試験への立ち会い |
古川、星出両宇宙飛行士は、三菱重工業株式会社(MHI)名古屋航空宇宙システム製作所飛島工場で行われた「きぼう」日本実験棟の船内実験室システム試験への立ち会いを行いました。
システムとして船内実験室の機能・性能に問題がないかを確認する様々な試験への立ち会いを通じて、将来自分たちの職場となる実物の「きぼう」日本実験棟をより詳しく知ることができます。また、これまでのISS全体の訓練や運用を視野に入れたオペレータという立場として「きぼう」の開発に貢献することにも努めています。
試験手順を確認する星出宇宙飛行士 |
「きぼう」内で試験状況を確認している古川・星出宇宙飛行士 |
データをモニタしながら、試験手順を確認する古川宇宙飛行士 |
| 飛行機操縦訓練 |
角野候補者は、米国テキサス州ヒューストンにて小型軽飛行機(Cessna172)を用いた飛行機操縦訓練を行いました。2001年3月に引き続いての飛行機操縦訓練となります。
この訓練は、宇宙飛行士に必要なマルチタスク能力、英語による無線でのコミュニケーション能力、ストレス環境下での状況認識力や判断力などを向上させることが目的です。
今回は外の景色が見えないようにし、計器だけをたよりに飛行する計器飛行訓練を実施しました。
ISS搭乗日本人宇宙飛行士活動レポート7月分は8月中旬に掲載予定です。お楽しみに。
最終更新日:2001年7月24日 |