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ISS搭乗宇宙飛行士活動レポート 2001年7月

 今月、古川、星出両宇宙飛行士、角野候補者は様々な試験やイベントに参加しました。
 3人の活動状況についてご紹介します。
宇宙ひろば ~野口宇宙飛行士と学ぶ宇宙~
 小学校5、6年生・中学生を対象に、宇宙に対して”自分で見て、聞いて、試して、考える”ことを目的とした「宇宙ひろば~野口宇宙飛行士と学ぶ宇宙~」が7月 12日に約100人の参加者を集めて開催されました。
 野口宇宙飛行士の他、古川、星出宇宙飛行士も、各実験コーナ、STS-104の打上げカウントダウン、子供達からの質問コーナーなどに参加し、イベントを盛り上げました。
実験コーナを手伝う星出宇宙飛行士STS-104打上げカウントダウン


ロケットシンポジウム
日本人宇宙飛行士集合
 この夏予定されているH-IIAロケットの打上げに先立ち、ロケット技術者と宇宙飛行士そして宇宙研究の専門家が、広く一般の方々とともに日本の宇宙開発・ロケット技術について考えるロケットシンポジウムが7月14日、東京の日本科学未来館で行われました。
 古川、星出宇宙飛行士は特別プログラムのロケット技術者と宇宙飛行士が参加者の方々と直接対話するオープンサロンに参加しました。また、シンポジウムの終盤には、毛利、土井、向井、若田、野口宇宙飛行士らが全員集合し、それぞれメッセージを送りました。古川宇宙飛行士は、“H-IIAロケットを通じて国際宇宙ステーション計画、その後の世界の宇宙開発に日本はきっと貢献していけると信じています。”と述べ、また、星出宇宙飛行士は、“我々も早く日本のロケットで宇宙に行きたい。”との言葉に会場から熱い視線が注がれていました。角野候補者は、ヒューストンでの訓練のため残念ながら参加はできませんでしたが、“ロケットは地球と宇宙をつなぐ架け橋です。H-IIAロケットの成功をお祈りします。”とのメッセージを送りました。


飛行機操縦訓練
 角野候補者は、6月に引き続き7月中旬まで、米国テキサス州ヒューストン にて小型軽飛行機(Cessna172)を用いた計器飛行の飛行機操縦訓練を行いました。


「きぼう」日本実験棟の船外パレットのフライト・クルー・インタフェース・テスト(FCIT)
試験を支援する星出宇宙飛行士
 「きぼう」日本実験棟の船外パレットのフライト・クルー・インタフェース・テスト(FCIT)が7月17日、筑波宇宙センターで行われました。
 この試験には1997年11月に日本人初の船外活動を行った土井隆雄宇宙飛行士の他、星出宇宙飛行士も参加しました。

「きぼう」日本実験棟のロボットアームのフライト・クルー・インタフェース・テスト(FCIT)
試験関係者
 「きぼう」日本実験棟のロボットアームのフライト・クルー・インタフェース・テスト(FCIT)が7月19~20日に、筑波宇宙センターで行われました。この試験には、土井隆雄宇宙飛行士の他、古川・星出両宇宙飛行士、角野候補者も参加しました。
「きぼう」日本実験棟のシステム訓練
 3人は、7月下旬に筑波宇宙センターで、「きぼう」日本実験棟システムのうち、主に管制制御系についての訓練を実施しました。


 ISS搭乗日本人宇宙飛行士活動レポート8月分は9月中旬に掲載予定です。お楽しみに。

最終更新日:2001年 8月 23日


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