このページは、過去に公開された情報のアーカイブページです。リンク切れや古い情報が含まれている可能性があります。また、現在のWebブラウザーでは⼀部が機能しない可能性があります。
 
JAXAトップページへ
 JAXAトップページへ宇宙ステーション・きぼう広報・情報センターサイトマップ
 
ISS搭乗宇宙飛行士活動レポート 2001年 12月

 古川、星出、角野宇宙飛行士の12月の活動状況についてご紹介します。
 アメリカヒューストンでのアドバンスト訓練第2セッションが終わり、筑波宇宙センターでの「きぼう」日本実験棟アドバンスト訓練がいよいよ開始されました。

アドバンスト訓練
 アドバンスト訓練とは国際宇宙ステーション(ISS)システムおよび運用についてより深い理解を得るための訓練で、各国の訓練施設を使用して実施される訓練です。米国テキサス州のNASAジョンソン宇宙センター(JSC)で行われるアドバンスト訓練としては2001年春に続き2回目になります。今回は、3人の宇宙飛行士の他に、土井、若田、野口宇宙飛行士も参加しました。
 12月に行われた訓練風景をご紹介します。

  • ISSにおける軌道上修理キットの訓練
     古川宇宙飛行士は若田宇宙飛行士や野口宇宙飛行士とともにISSの船内で用いられる、軌道上修理キットの操作について訓練しました。同訓練は2001年10月に星出宇宙飛行士と角野宇宙飛行士も行いました。(参照
    軌道上修理キットの訓練


  • 「きぼう」日本実験棟アドバンスト訓練
     星出宇宙飛行士は、ESAのレオポルド・エイヤーツ宇宙飛行士とともに「きぼう」日本実験棟アドバンスト訓練に参加しました。この訓練は、NASDAの筑波宇宙センターで行う「きぼう」日本実験棟の船内実験室および船内保管室に関する訓練です。2名1組(日本人宇宙飛行士と他国の宇宙飛行士の組合せ)とし、今年度内に計6回実施する予定です。 今回はその第1回目でした。訓練内容は、「きぼう」船内系システムの概要、通信制御系、電源系、熱制御系、環境制御系の操作および異常時の対処、各機能の連係操作などです。
     詳細についてはこちらをご覧下さい。


    きぼうシステムトレーナを使った訓練

    船内実験室トレーナ内


茗溪学園講演
 星出宇宙飛行士は12月11日、母校である茨城県つくば市の茗溪学園で講演を行いました。
 星出宇宙飛行士の講演や、講演の後の生徒との語らいの場など、同校の生徒達にとっては大変貴重な体験になった事でしょう。
茗溪学園校舎前の星出宇宙飛行士 講演の様子 生徒との語らい


遠山敦子文部科学大臣来訪

遠山大臣と角野宇宙飛行士
 12月11日、遠山敦子文部科学大臣が筑波宇宙センターを訪問されました。筑波宇宙センターの各施設をご見学し、宇宙ステーション試験棟クリーンルームで「きぼう」日本実験棟の実機も実際にご覧になりました。
 角野宇宙飛行士は、遠山大臣とその関係者の方々へ「きぼう」の実機を実際に示しながら、「きぼう」についての説明を行いました。




 ISS搭乗日本人宇宙飛行士活動レポート2002年 1月分は2002年 2月中旬頃に掲載予定です。
 お楽しみに。



最終更新日:2002年 1月 10日

JAXAトップページへサイトポリシー