向井千秋宇宙飛行士

向井千秋宇宙飛行士

素敵なお医者さんになりたい

向井宇宙飛行士は、1952年、群馬県館林市で生まれました。彼女は十歳（さい）のころからお医者さんになりたいという夢を持っていました。また、小さいころから運動が大好きで、中学のころはソフトボールやバスケットボールをしてかけまわっていたそうです。高校時代には真剣（しんけん）に受験勉強にとりくみ、医学部に進学しました。大学時代はスキーに熱中するとともに、患者（かんじゃ）さんに「いつもいてほしい」と思われるような良い医者になろうと努力したそうです。

宇宙から地球を見てみたい

医者として活動していた向井宇宙飛行士ですが、いつからか地球を外側から見てみたいと思うようになっていました。1983年のある日、宇宙開発事業団（現在は宇宙航空研究開発機構）の宇宙飛行士募集（ぼしゅう）の新聞記事を見て応募（おうぼ）し、1985年8月に毛利衛さん、土井隆雄さんとともに宇宙飛行士に選ばれたのです。

宇宙飛行士になってから

向井宇宙飛行士は、1994年7月にスペースシャトル「コロンビア号」に乗りこみ、宇宙でたくさんの実験を行いました。また、1998年10月には2度目の宇宙へと飛び立ちました。このときも宇宙で生命科学や宇宙医学など、たくさんの実験を行いました。

手をはなしてうかぶ
向井宇宙飛行士

くま太郎と
記念撮影（さつえい）

向井千秋 (むかいちあき)
生まれた年	1952年
出身地	群馬県館林市
趣味（しゅみ）	スキー、アルペンスキー、バス釣り、写真、スキューバダイビング、テニス、ゴルフ、アメリカ文学、旅行


若田光一	野口聡一	古川聡	星出彰彦	油井亀美也	大西卓哉	金井宣茂
元・JAXA宇宙飛行士

毛利衛	土井隆雄	山崎直子	向井千秋