古川宇宙飛行士は、1964年、神奈川県横浜市で生まれました。 小さいころは「ウルトラセブン」になりたいと本気で思っていました。 これが宇宙へのあこがれとなって、心のおくにしまわれることになります。高校生になった古川宇宙飛行士は、医者である叔父(おじ)さんに影響(えいきょう)されて、人の命を助けるお医者さんはやりがいのある仕事だと思いました。このときから医者になることを目指します。
医者を目指した古川宇宙飛行士は、見事医師の資格を手に入れます。しかし、宇宙飛行士募集(ぼしゅう)の案内をテレビで見たとき、これこそ自分が本当にやりたかったことだと直感したのです。医師としての経験を十分に活かしながら宇宙飛行士としてやってみたいと思い、挑戦(ちょうせん)することを決心しました。