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カビやバクテリアは宇宙でどうなるの?
きぼう船内の微生物叢(そう)を解明せよ。

「国際宇宙ステーション内における微生物動態に関する研究」


代表研究者

槇村 浩一
Koichi MAKIMURA

帝京大学医学部医学科八王子キャンパス医学部総合基礎課程生物学・医真菌研究センター
教授
専門 : 医真菌学、真菌感染症学、労働衛生学、博物学

那須 正夫
Masao NASU

大阪大学大学院
教授
専門 : 環境微生物学、微生物生態学、衛生化学

TOPICS:

【スペシャル・インタビュー】
槇村先生編 : 「カビ屋」の槇村先生に、真菌(カビ)への溢れる愛を存分に語っていただきました。
那須先生編 : ISSそして月面居住を含む大きな観点から、宇宙における細菌学的な課題に切り込みます。巻末に山口先生との対談も収録。

【宇宙実験サクッと解説 : Microbe編】
宇宙実験調査団のピカルが物知りハカセに突撃取材しました。「Microbe」実験を徹底的に解剖します。

【宇宙実験リポート】
「きぼう」での実験の状況をお伝えします。

LINKS:

【槇村研究室ホームページ】
【那須研究室ホームページ】

※ 微生物叢(そう)とは、ある空間に存在する微生物の種類、量、割合、分布など、その空間の微生物全体がどのように構成されているかを意味します。


実験の背景
国際宇宙ステーション(ISS)には様々な微生物が住みついており、クルーや機器への影響が懸念されています。

実験の目的
「きぼう」でのサンプリングを通して、どんな微生物がISSに住んでいるかを調べます。

実験内容
「きぼう」の内部で採取した、微生物が含まれると考えられるサンプルを地上に持ち帰り、詳細に解析を行います。

ココがポイント!
クルーや機器に及ぼす影響を最小限に抑えるために、微生物対策について考えます。

実験結果(速報)
実験結果の速報をお伝えします。

Microbe-I:槇村 浩一 [PDF: 298KB]
Microbe-I:那須 正夫 [PDF: 281KB]

成果
微生物の時間的な変化が判明しました。また、地上でも使える高精度採取法を開発しました。

合計3回の実験のうち第1回の実験(Microbe-1)が、2009年8月から9月まで実施されました。第2回の実験(Microbe-2)は、2011年2月から3月にかけて実施されました。第3回の実験(Microbe-3)は、2012年8月から10月にかけて実施されました。


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