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実験の目的


これまでに国際宇宙ステーション(ISS)の内部からは、多種多様な微生物が見つかっています。



「きぼう」は微生物がいない状態で打ち上げられましたが、ISSにドッキングした後、ほかのISSモジュールで繁殖していた微生物が、空気の流れや宇宙飛行士によって持ち込まれると考えられています。 ヒトが暮らす宇宙施設でどんな種類の微生物がどのように「きぼう」に住み始めるのかを調べます。



ISS内にはすでに様々な微生物が住んでいますが、その種類は地球上の微生物全体と比較して、とても偏っていることがわかっています。 そこで、どんな微生物がISSに住んでいるかを「きぼう」を通して調べることで、完全に閉鎖されており、かつ微小重力という宇宙ステーションならではの特殊な環境における微生物の生態について理解し、ヒトや機器にどんな影響を及ぼすのかを考えます。



「きぼう」と乗員を守るためにも、基礎的な微生物の調査と対策が必要不可欠です。

図1 ISSにおける微生物叢(注)の形成とヒトおよび機器に対する影響の可能性

(注)微生物叢(そう)とは、ある空間に存在する微生物の種類、量、割合、分布など、その空間の微生物全体がどのように構成されているかを意味します。

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