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実験内容


実験は、真菌培養シートによるサンプリングとポリエステル綿棒によるサンプリングから成ります。 いずれも、サンプルは地上に回収した後、詳細に解析します。

1. 真菌培養シートによるサンプリング

真菌(カビやコウボ)を発育させることができる特殊なシートをきぼうの装置や内壁表面3箇所に接触させて、その場所にいた真菌をISS内で培養します。 シートに育った真菌は、地球上で画像と併せて解析します。

図1 真菌培養シートによるサンプリングの流れ

図2 真菌培養シートによる環境真菌の培養像

2. スワブ(ポリエステル綿棒)によるサンプリング

スワブによる拭き取りサンプリングでは、きぼうの装置や内壁の表面から拭き取りサンプリングを行い、地上で様々な解析を行います。 真菌と細菌では地上でのサンプル解析方法が異なりますので、それぞれのサンプルを最適な状態で地上に回収するために保存チューブに工夫がしてあり、保管・回収温度も異なります。

図3 スワブによるサンプリングの流れ

図4 サンプリング用スワブキット

3. 地上解析

遺伝子解析により、きぼう内の微生物量、種類、群集の特徴などがわかります。

図5 微生物叢に対する遺伝子解析

細菌は、蛍光色素で「染め分ける」ことで分類が可能です。

図6 バイオ・イメージング

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