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2020年10月8日に開催した第1回「きぼう」ロボットプログラミング競技会(Kibo-RPC)のプログラミングスキル部門で世界一に輝いた日本代表チーム「Hypernova」への表彰式を、チームメンバが通うそれぞれの学校で執り行いました。それぞれの表彰式の様子とメンバからの受賞コメントを紹介します。
12月8日(火)、佐藤裕成アレックス君が通う渋谷教育学園渋谷中学高等学校において、同学年の中学3年生の学年集会にて表彰式を執り行いました。生徒会の役員2名の司会進行のもと、JAXA土井Kibo-RPCプロジェクトマネージャから佐藤君に表彰盾と参加証を贈呈しました。次に、JAXA職員によるミニ講演会として、「JAXAの活動ときぼう利用について(JAXA谷垣)」と「宇宙でのロボットの活用について(JAXA土井)」の説明を行いました。最後に、高際副校長先生から挑戦することの大切さについてのお話と佐藤君からの挨拶で表彰式を終了しました。
僕達は中高生チームではありましたが、チームメンバそれぞれの想像力と強みを活かしてプログラミングに挑みました。日本代表としてのプレッシャーの下、全力を尽くした結果、優勝という結果が残せて感無量です。また、自分たちが製作したプログラムで実際にAstrobee(NASAのドローンロボット)をISSで動かすことができたこと、本大会を通じJAXAの皆様にお会いして直接話ができたことは、とても貴重な経験になりました。
12月1日(火)、ジョシュア衣笠カペロウィッツ君が通う少人数制のKAIS International Schoolにおいて、House校長先生からジョシュア君の偉業について紹介したあと、同学年のクラスメートの前で表彰式を執り行いました。授業前の短い時間ではありましたが、アットホームな雰囲気の中で、House校長先生からの紹介に続き、JAXA山上アジア利用促進マネージャからKibo-RPCの概要説明を行い、ジョシュア君に表彰盾と参加証を贈呈しました。最後に、ジョシュア君からの挨拶で表彰式を終了しました。
本大会は大学生や大学院生など、僕達よりも年上の人たちが出場していたので、優勝はほぼ不可能と思っていました。そんな絶体絶命な状況の中ではありましたが、諦めずに数え切れないほどの時間を費やしてプログラミングに取り組んだ努力が報われたことが、とても嬉しかったです。また、Kibo-RPCは今まで無かった形式の大会だったので、新しい事を沢山学べました。本当に良かったです!
12月9日(水)、泉聡士君が通う東京都立産業技術高等専門学校において、同学年の高校1年生の学年集会で表彰式を執り行いました。教務主事の富永先生による司会進行のもと、渡辺校長先生からチャレンジすることから学ぶことの大切さについてのお話しがあったあと、JAXA土井Kibo-RPCプロジェクトマネージャから泉君に表彰盾と参加証を贈呈しました。次に、JAXA職員によるミニ講演会として、「JAXAの活動ときぼう利用について(JAXA宮川)」と「宇宙でのロボットの活用について(JAXA土井)」の説明を行いました。参加した生徒たちも熱心に聞いていました。最後に富永先生の挨拶で表彰式を終了しました。
今回の大会に対して、僕個人としては、勝敗以上に「何を学べるか?」を重要視して取り組んできました。その努力の結果が「優勝」という形で返ってきたのは、やはり嬉しかったです。
Hypernovaの皆さん、おめでとうございます!
2021年には第2回大会を開催する予定です。彼らに続く学生を募集します。
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