このページは、過去に公開された情報のアーカイブページです。

<免責事項> リンク切れや古い情報が含まれている可能性があります。また、現在のWebブラウザーでは⼀部が機能しない可能性があります。
最新情報については、https://humans-in-space.jaxa.jp/ のページをご覧ください。

サイトマップ

宇宙ステーション・きぼう 広報・情報センター宇宙ステーション・きぼう 広報・情報センタートップページ
  • Menu01
  • Menu02
  • Menu03
  • Menu04
  • Menu05
  • Menu06
  • Menu07

国際宇宙ステーションの組立フライト ULF6(STS-134)

最新情報

2011年5月10日:STS-134(ULF6)ミッションの打ち上げ日は5月16日に設定

写真:射点のエンデバー号

射点のエンデバー号

NASAは、延期になっていたスペースシャトル「エンデバー号」の打ち上げを、米国東部夏時間5月16日午前8時56分(日本時間5月16日午後9時56分)に設定しました。

補助動力装置(Auxiliary Power Unit: APU)のヒータ回路とオービタ後方区画の電力分配箱(Load Control Assembly 2: LCA-2)間の電気配線を新しい配線でバイパスした状態でAPUのヒータを起動したところ、正常に動作することが確認されました。LCA-2内の回路がショートした原因は、LCA-2内に問題があったか、ヒータ回路とLCA-2間の電気配線に問題があったと考えられています。

現在、NASAケネディ宇宙センター(KSC)では、5月16日の打ち上げに向けて準備が進められています。

2011年5月 9日:STS-134(ULF6)ミッションの打ち上げは、5月16日以降に延期

写真:LCA-2の交換作業が終了したオービタ後方区画

LCA-2の交換作業が終了したオービタ後方区画

スペースシャトル「エンデバー号」の打ち上げは、米国時間4月29日の打ち上げ準備中に起きた補助動力装置(Auxiliary Power Unit: APU)のヒータが起動しなかった問題の原因究明作業に時間を要するため、米国時間5月16日以降に更に延期されました。

オービタ後方区画の電力分配箱(Load Control Assembly 2: LCA-2)を交換し、故障したLCA-2を調べた結果、LCA-2内の回路がショートしていることが判明しましたが、ショートの原因は、APUのヒータ回路とLCA-2間の電気配線に問題がある可能性が考えられています。この配線を新しい配線でバイパスして、正常にヒータが動作するかどうか確認が行われています。

米国時間5月16日打ち上げの場合、打ち上げ時刻は米国東部夏時間午前8時56分(日本時間5月16日午後9時56分)の予定です。また、ミッション期間が14日間から16日間に2日間延長されました。

2011年5月 6日:STS-134(ULF6)ミッションの打ち上げは、5月10日以降に延期

写真:LCA-2の交換作業が終了したオービタ後方区画

LCA-2の交換作業が終了したオービタ後方区画

スペースシャトル「エンデバー号」の打ち上げは、米国時間5月10日以降に更に延期されました。

4月29日、打ち上げ当日の準備作業において、オービタの可動翼(エレボンやラダー)などの油圧システムに動力を供給する3台の補助動力装置(Auxiliary Power Unit: APU)のうち、1台(APU1)のヒータ回路1基(※)が起動しませんでした。

調査の結果、オービタ後方区画の電力分配箱(Load Control Assembly 2: LCA-2)の故障が原因であることが判明し、5月3日から4日にかけて、故障したLCA-2を取り外し、新しいLCA-2に交換する作業が行われました。

故障したLCA-2を検査したところ、LCA-2内の回路がショートしていることが判明し、ショートの発生原因の究明作業が続けられています。この原因究明作業と、LCA-2の交換後の試験に時間を要するため、エンデバー号の打ち上げは、米国時間5月8日以降から、米国時間5月10日以降に延期されました。

NASAは、米国時間5月6日にLCA-2の故障原因の究明作業とLCA-2の交換後の試験の状況を確認し、新たな打ち上げ日を設定する予定です。

※:APUは、ヒドラジンをガス化し、このガスでタービンを回して、油圧ポンプを駆動させます。ヒータ回路は、各APUに2基あり、軌道周回中にヒドラジンが凍結するのを防ぐ役割があります。NASAの打ち上げ制約とフライトルールでは、APU3台全てと各ヒータが正常でなければ打ち上げは認めていません。

2011年5月 2日:STS-134(ULF6)ミッションの打ち上げは、5月8日以降に延期

写真:オービタ後方区画にてALCA-2の交換準備を進めるエンジニア

オービタ後方区画にてALCA-2の交換準備を進めるエンジニア

米国時間4月29日に予定されていたスペースシャトル「エンデバー号」の打ち上げは、補助動力装置(Auxiliary Power Unit: APU)のヒータが起動しなかったため、米国時間5月8日以降に延期されました。

4月29日、打ち上げ当日の準備作業において、オービタの可動翼(エレボンやラダー)などの油圧システムに動力を供給する3台のAPUのうち、1台(APU1)のヒータ回路1基が起動しませんでした。

APUは、ヒドラジンをガス化し、このガスでタービンを回して、油圧ポンプを駆動させます。ヒータ回路は、各APUに2基あり、軌道周回中にヒドラジンが凍結するのを防ぐ役割があります。NASAの打ち上げ制約とフライトルールでは、APU3台全てと各ヒータが正常でなければ打ち上げは認めていません。

原因究明作業の結果、Aft Load Control Assembly-2(ALCA-2)と呼ばれる電力供給を制御するスイッチングボックスの電力トラブルが原因で、ヒータ回路が起動しなかったと考えられています。ALCA-2は、オービタの後方区画に設置されており、現在新たな装置への交換作業が進められています。交換作業と交換後の試験に時間を要するため、打ち上げは米国5月8日以降に延期されました。

2011年4月20日:STS-134(ULF6)ミッションの打上げ日時決定

写真:STS-134ミッションクルー

STS-134ミッションクルー

NASAケネディ宇宙センター(KSC)では、STS-134(ULF6)ミッションに向けて、スペースシャトル「エンデバー号」の打上げ準備が進められています。

米国時間4月19日に開催された飛行準備審査会(Flight Readiness Review: FRR)において、STS-134ミッションの打上げを米国東部夏時間4月29日午後3時47分(日本時間4月30日午前4時47分)に実施することが、正式に決定されました。

(写真は全て出典:JAXA/NASA)
Copyright 2007 Japan Aerospace Exploration Agency SNS運用方針 | サイトポリシー・利用規約