NASAは、米国東部標準時間2月3日午前1時34分(日本時間2月3日午後3時34分)以降を目標としていたスペースシャトル「ディスカバリー号」の打上げを、更に延期する旨を発表しました。
ディスカバリー号の外部燃料タンク(External Tank: ET)の中間タンク(※)で発見されたクラック(亀裂)について、発生原因の調査、中間タンクの修理作業および修理結果の評価解析に時間を要するため、NASAは、ディスカバリー号の打上げを更に延期することを決定しました。
ディスカバリー号は、2010年12月22日に39A射点からスペースシャトル組立棟(Vehicle Assembly Building: VAB)に移動し、VABにて発生原因の調査や修理作業を引き続き行っています。
NASAは、米国時間1月13日に開催されるプログラム要求管理会議(Program Requirements Control Board: PRCB)で、ディスカバリー号の次の打上げ目標日と、4月1日以降を目標としていたスペースシャトル「エンデバー号」(STS-134ミッション)の打上げについて議論する予定です。