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国際宇宙ステーションの組立フライト ULF5(STS-133)

最新情報

2011年1月 7日:STS-133(ULF5)ミッションの打上げは更に延期

写真:中間タンクの修理を行うNASAの技術者

中間タンクの修理を行うNASAの技術者

NASAは、米国東部標準時間2月3日午前1時34分(日本時間2月3日午後3時34分)以降を目標としていたスペースシャトル「ディスカバリー号」の打上げを、更に延期する旨を発表しました。

ディスカバリー号の外部燃料タンク(External Tank: ET)の中間タンク(※)で発見されたクラック(亀裂)について、発生原因の調査、中間タンクの修理作業および修理結果の評価解析に時間を要するため、NASAは、ディスカバリー号の打上げを更に延期することを決定しました。

ディスカバリー号は、2010年12月22日に39A射点からスペースシャトル組立棟(Vehicle Assembly Building: VAB)に移動し、VABにて発生原因の調査や修理作業を引き続き行っています。

NASAは、米国時間1月13日に開催されるプログラム要求管理会議(Program Requirements Control Board: PRCB)で、ディスカバリー号の次の打上げ目標日と、4月1日以降を目標としていたスペースシャトル「エンデバー号」(STS-134ミッション)の打上げについて議論する予定です。

※:中間タンクは、ET内の液体酸素タンクと液体水素タンクを結合する構造物です。

2010年12月 6日:STS-133(ULF5)ミッションの打上げは2011年2月3日以降へ

写真:中間タンクの検査を行うNASAの技術者

中間タンクの検査を行うNASAの技術者

NASAは、スペースシャトル「ディスカバリー号」の打上げを、2011年2月3日以降に延期する旨を発表しました。

ディスカバリー号の外部燃料タンク(External Tank: ET)の中間タンク(※1)で発見されたクラック(亀裂)について、発生原因の究明に時間を要するため、NASAは、12月中の打上げを断念し、米国東部標準時間2011年2月3日午前1時34分(日本時間2011年2月3日午後3時34分)以降の打上げを目標とすることを決定しました。なお、ディスカバリー号の打上げ延期に伴い、スペースシャトル「エンデバー号」(STS-134ミッション)の打上げも、2011年4月1日以降に延期されました。

NASAは、今後、クラックの発生原因の究明と、クラックが生じた金属部の交換を行った中間タンクの健全性の確認を目的として、ETの燃料充填試験を行う予定です。なお、この試験では、水素ガス漏れの発生に伴い交換を実施した水素ガスベントライン(※2)とETの接続部であるGUCP(Ground Umbilical Carrier Plate)の確認も併せて行います。

※1:中間タンクは、ET内の液体酸素タンクと液体水素タンクを結合する構造物です。

※2:水素ガスベントラインは、液体水素タンク内で蒸発して生じる水素ガスを、射点から離れた場所まで安全に排出するためのシステムです。

2010年11月25日:STS-133(ULF5)ミッションの打上げは12月18日以降へ

写真:ETに断熱材を吹き付ける様子

ETに断熱材を吹き付ける様子

NASAは、スペースシャトル「ディスカバリー号」の打上げを、12月18日以降に延期する旨を発表しました。

ディスカバリー号の外部燃料タンク(External Tank: ET)の中間タンク(※)で発見されたクラック(亀裂)の修理作業として、クラックが生じた金属部の交換と断熱材の再施工が行われ、11月24日に作業は終了しました。しかし、ディスカバリー号の飛行に向けた修理結果の解析と評価に時間を要するため、NASAは、米国東部標準時間12月17日午後8時51分(日本時間12月18日午前10時51分)以降の打上げを目標とすることを決定しました。

※中間タンクは、ET内の液体酸素タンクと液体水素タンクを結合する構造物です。

2010年11月19日:STS-133(ULF5)ミッションの打上げは12月3日以降へ

写真:GUCPの交換作業の様子

GUCPの交換作業の様子

NASAは、スペースシャトル「ディスカバリー号」の打上げを、12月3日以降に延期する旨を発表しました。

11月6日、打上げに向けた準備作業で液体水素燃料タンクに燃料を充填中に、水素ガスベントライン(※1)と外部燃料タンク(External Tank: ET)の接続部であるGUCP(Ground Umbilical Carrier Plate)から水素ガスの漏れが発見されたため、この日の打上げは中止されました。また、打上げ中止後の作業中に、ETの中間タンク(※2)の断熱材にクラック(亀裂)が発見されました。

GUCPを調査した結果、水素ガス漏れの原因はGUCPの取付け位置のわずかなずれによるものと考えられ、技術者らにより、GUCPの交換修理が行われました。交換後は、GUCPからガス漏れが生じないことが試験により確認されました。

一方、ETの中間タンクを調査した結果、断熱材の下の金属部にもクラックが生じていることが確認されました。また、調査の過程で、中間タンクの別の箇所にも新たなクラックが発見されました。NASAは、他にクラックが生じていないか更に調査を行うとともに、クラックが発見された金属部の修理を進めています。

これらの作業に時間を要するため、NASAは、米国東部標準時間12月3日午前2時52分(日本時間12月3日午後4時52分)以降の打上げを目標とすることを決定しました。

※1:水素ガスベントラインは、液体水素タンク内で蒸発して生じる水素ガスを、射点から離れた場所まで安全に排出するためのシステムです。

※2:中間タンクは、ET内の液体酸素タンクと液体水素タンクを結合する構造物です。

2010年11月 6日:STS-133(ULF5)ミッションの打上げは11月30日以降へ

写真:水素ガスリークが発見されたGUCP

水素ガスリークが発見されたGUCP

NASAは、米国東部夏時間11月5日午後3時04分(日本時間11月6日午前4時04分)に予定していたスペースシャトル「ディスカバリー号」の打上げを、11月30日以降に延期しました。

打上げに向けた準備作業で液体水素燃料タンクに燃料を充填中に、水素ガスベントライン(※1)と外部燃料タンク(External Tank: ET)の接続部であるGUCP(Ground Umbilical Carrier Plate)から水素ガスの漏れが発見されたため、打上げは延期されました。

また、打上げを中止し、燃料の抜取り作業を行っていた際、ETの中間タンク(※2)の断熱材にクラック(亀裂)が発見されました。断熱材にクラックが生じた場合、飛行中に断熱材が剥離し、落下物となってスペースシャトルの機体に影響を与える可能性があります。

水素ガス漏れの原因究明作業と、断熱材のクラックの調査を行うため、NASAは、ディスカバリー号の打上げについて、米国東部標準時間11月30日午前4時05分(日本時間11月30日午後6時05分)以降の打上げを目標とすることを決定しました。

※1:水素ガスベントラインは、液体水素タンク内で蒸発して生じる水素ガスを、射点から離れた場所まで安全に排出するためのシステムです。

※2:中間タンクは、ET内の液体酸素タンクと液体水素タンクを結合する構造物です。

2010年11月 4日:天候不良によりSTS-133(ULF5)ミッションの打上げは1日延期

写真:射点のディスカバリー号

射点のディスカバリー号

NASAは、米国東部夏時間11月4日午後3時29分(日本時間11月5日午前4時29分)に予定していたスペースシャトル「ディスカバリー号」の打上げを1日延期する旨、発表しました。

打上げは、NASAケネディ宇宙センター(KSC)周辺の天候不良のため、延期されることになりました。ディスカバリー号の打上げは、米国東部夏時間11月5日午後3時04分(日本時間11月6日午前4時04分)の予定です。

(特に断りのない限り、写真はNASA提供)
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