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STS-118(13A.1)ミッションで、ISSは下図のように変わります。ミッションの内容は、主に以下の通りです。
ISSのS4トラスの先端にS5トラスを取り付けます。これにより、今後のミッションでS6トラスを取り付ける準備が整います。
予備品や交換品を搭載した船外保管プラットフォーム3(External Stowage Platform 3: ESP-3)をP3トラス上部に設置します。
ISSの姿勢制御を担うコントロール・モーメント・ジャイロ(Control Moment Gyroscopes: CMG)4基のうち、故障している1基(CMG-3)を交換します。CMG-3は2006年10月に故障したため、それ以来3基のCMGによる運用が行われていました。
実験装置や交換部品、予備品、食料・衣服などの生活物資をISSへ運びます。
今回のミッションでは、教員のバックグラウンドを持った初のミッションスペシャリスト(搭乗運用技術者:MS)として、バーバラ・モーガン宇宙飛行士が飛行し、教育イベントを実施します。モーガン宇宙飛行士は、1985年にNASA のTeacher in Spaceプログラムで、スペースシャトル「チャレンジャー号」に搭乗したクリスタ・マコーリフさんのバックアップクルーに選抜され、その後、MSとして選抜されました。
軌道上でのセンサ付き検査用延長ブーム(Orbiter Boom Sensor System: OBSS)を使用した強化炭素複合材(Reinforced Carbon Carbon: RCC)の損傷の有無を検査します。また、ISSからスペースシャトルの熱防護システム(RCCと耐熱タイル)の状況を撮影するために、ISSとのドッキング前にランデブー・ピッチ・マヌーバ(縦方向に360度回転)を行います。
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