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JAXA宇宙飛行士活動レポート

JAXA宇宙飛行士活動レポート 2008年1月

最終更新日:2008年2月27日

JAXA宇宙飛行士の2008年1月の活動状況についてご紹介します。

ISS緊急事態対応訓練

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訓練を行う星出宇宙飛行士(中央)らSTS-124クルーと第17次長期滞在クルー(提供:NASA)

星出宇宙飛行士は、STS-124(1J)ミッションクルーやSTS-124ミッション時に国際宇宙ステーション(ISS)に滞在している予定の第17次長期滞在クルーとともに、NASAジョンソン宇宙センター(JSC)にあるISSのモックアップ(実物大模型)を使用して、ISS滞在中に緊急事態が発生した際の対応訓練を行いました。

訓練は、船外活動準備中に「ハーモニー」(第2結合部)で火災が発生したことを想定して行われ、緊急時の手順に従い、長期滞在クルーは火災場所の特定や消火作業などの対処を、STS-124クルーはスペースシャトルへの避難や、ISSとスペースシャトル間のハッチ閉鎖などを行いました。

STS-124(1J)ミッション


ISSドッキング中に火災や有毒ガス、急減圧などの緊急事態が発生した場合、ISSクルーおよびシャトルクルーがお互いに何をすればよいかを理解し、適切に避難し対応することは極めて重要です。今回はお互いの動きに関する疑問点なども整理され、非常に有意義な訓練となりました。もちろん、こういう事態が発生しないことに越したことはありませんが!

NASA/JAXA合同シミュレーション訓練

土井宇宙飛行士は、STS-123(1J/A)ミッションクルーとともに、STS-123ミッション時の運用を模擬したNASA/JAXA合同シミュレーション(Joint Multi-Segment Training: JMST)を行いました。

訓練では、STS-123ミッションの飛行3日目、4日目に実施する国際宇宙ステーション(ISS)へのドッキングや第1回船外活動、「きぼう」船内保管室のISSへの取付けなどの一連の運用を、39時間にわたり模擬しました。

訓練の中で、土井宇宙飛行士はスペースシャトルのロボットアーム(SRMS)の操作を行い、JAXAの運用管制員、NASAの飛行管制官と連携し、船内保管室の取り付けを実施しました。

STS-123(1J/A)ミッション
NASA/JAXA合同シミュレーション(JMST)
「きぼう」船内保管室

「きぼう」船内実験室のクルー機器インタフェース試験

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「きぼう」ロボットアーム関節部のMLIカバーを確認するSTS-124クルー(提供:NASA)

星出宇宙飛行士は、STS-124(1J)ミッションクルーとともに、NASAケネディ宇宙センター(KSC)にて、「きぼう」船内実験室のクルー機器インタフェース試験(Crew Equipment Interface Test: CEIT)を行いました。

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共通結合機構(Common Berthing Mechanism: CBM)を確認するSTS-124クルー(提供:NASA)

CEITとは、クルーが操作する機器について、軌道上で実際に使用する宇宙飛行士自らが、事前に地上で確認する試験です。

星出宇宙飛行士らSTS-124クルーは、船内実験室内のバルブの位置の確認やラックに搭載されて運ばれる収納バッグの取外し、共通結合機構(Common Berthing Mechanism: CBM)の船内側のカバー取外しなど、船内活動で実施する作業や、ラベルの確認などを行いました。また、スペースシャトルから船内実験室にヒータ用の電力を供給するケーブルの接続切離しや、「きぼう」ロボットアーム関節部の多層断熱材(Multi Layer Insulation: MLI)カバーの取外し、CBMの船外側のカバー取外しなどの船外活動で実施する作業についても確認を行いました。

STS-124(1J)ミッション
「きぼう」船内実験室
「きぼう」ロボットアーム

運動器具操作訓練

写真:より大きな写真へ

トレッドミルを使用する野口宇宙飛行士

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自転車エルゴメータを使用する若田宇宙飛行士

若田、野口両宇宙飛行士は、NASAジョンソン宇宙センター(JSC)にて、国際宇宙ステーション(ISS)の運動器具の操作方法について訓練を行いました。

若田、野口両宇宙飛行士は、現在ISSで使用されているトレッドミルや自転車エルゴメータ、筋力トレーニング装置の操作や、今後ISSへ運搬されるトレッドミルの操作について訓練を行いました。

今後ISSに運搬されるトレッドミルは、ISSへ伝わる振動をより軽減する構造になっており、クルーの運動量を記録することもできます。

ISS長期滞在

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