このページは、過去に公開された情報のアーカイブページです。
<免責事項> リンク切れや古い情報が含まれている可能性があります。また、現在のWebブラウザーでは⼀部が機能しない可能性があります。
最新情報については、https://humans-in-space.jaxa.jp/ のページをご覧ください。
1月21日、筑波宇宙センター(TKSC)で、健康づくりへの運動継続の重要性をテーマに、若田宇宙飛行士国際宇宙ステーション交信イベント「宇宙と運動」を開催しました。
宇宙滞在時に宇宙飛行士の身体に起こる骨量減少・筋萎縮といった変化が地上の高齢者にも起こりやすい症状であり、宇宙飛行士が健康を保つために行っている運動を参考にして参加者に健康増進を図ってもらうことを目的にこのイベントは開催されました。
TKSCの会場には、健康増進団体や宇宙飛行士の健康管理を題材とした世界共通のプログラムを実施するMission Xに参加する子供たちが集まりました。
若田宇宙飛行士との交信に先立ち、TKSCでは、筑波大学の田中喜代次教授と古川宇宙飛行士による講演や、日本体育大学の荒木達雄教授の指導による参加者全員での体操などのプログラムが行われました。
その後、国際宇宙ステーション(ISS)の「きぼう」日本実験棟とTKSCを繋いで、向井宇宙飛行士の進行の下、若田宇宙飛行士との交信イベントが行われました。
若田宇宙飛行士は、参加者から寄せられた宇宙での運動方法や身体の変化などについての質問に答えました。交信の最後に、若田宇宙飛行士は参加者に対して、「宇宙でも健康に気をつけて生活をしている。やはり、規則正しい運動、食事、十分な睡眠というのが大切だと思う。皆さんもこの3つに気をつけて生活をしてもらいたい」と語り、子供たちに向けては、「興味の対象や目指したいものをしっかりと持って将来に向かって努力してほしい。この中から将来宇宙飛行士が誕生し、一緒に仕事ができれば嬉しい」とメッセージを送りました。
古川宇宙飛行士の講演と若田宇宙飛行士との交信イベントの様子
[14分30秒](出典:JAXA)
Copyright 2007 Japan Aerospace Exploration Agency | SNS運用方針 | サイトポリシー・利用規約 |