「きぼう」利用高品質タンパク質結晶生成実験 第2期実験シリーズ　第1回実験　搭載タンパク質の募集について

国際宇宙ステーション（ISS）の「きぼう」日本実験棟を利用して実施する「高品質タンパク質結晶生成実験（JAXA PCG）」第2期実験シリーズの第1回実験に搭載するタンパク質を募集します。

募集は終了いたしました。

JAXA PCGの概要

JAXA PCGとは、JAXAがこれまでに獲得・蓄積してきた高品質タンパク質結晶生成技術を適用し、ISSの「きぼう」においてタンパク質結晶生成実験を実施するものです。

JAXA PCGでは、平成21年度から平成25年度前半までの4年間に計6回の実験を行ってきました。平成25年度後半以降、第2期実験シリーズとして、およそ半年に一回のペースで計6回の追加実験を計画しています。

JAXA PCGの目的は以下の通りです。

1. 産業競争力強化に繋げるため、民間企業等による利用の拡大を図る。
2. 社会的・学術的にインパクトがあり重要な成果に繋がるタンパク質を対象に、宇宙実験を継続的に実施して「きぼう」での成果の創出を図る。
3. 高品質タンパク質結晶生成技術の発展に不可欠な技術要素の開発を継続的に実施する。

JAXA PCG 第2期実験シリーズ　第1回実験の概要

JAXA PCG 第2期実験シリーズ　第1回実験の概要は以下の通りです。

JAXA PCG 第2期実験シリーズ 第1回実験
打上げ	打上げ予定日	平成26年3月26日
	打上げ射場	カザフスタン共和国　バイコヌール宇宙基地
	打上げ宇宙船	ソユーズ宇宙船
結晶生成実験	結晶化場所	国際宇宙ステーション（ISS）　「きぼう」日本実験棟 タンパク質結晶生成装置
	実験期間	約7週間
	搭載容器： JCB-SGT(*)	高品質タンパク質結晶生成用セルユニット 2式 （96試料（1試料当りキャピラリ2本の場合）） (*) JAXA Crystallization Box - Sealbag Gel Tube
	結晶化方法	カウンターディフュージョン法
回収	帰還予定日	平成26年5月15日
	帰還地点	カザフスタン共和国中部
	帰還宇宙船	ソユーズ宇宙船

JAXA PCG 第2期実験シリーズ　第1回実験では、提案者の所属や実験目的等によって応募書類が異なります。詳細は各募集要項をご参照いただくか、下記のお問い合わせ先までご連絡ください。

日本国内の民間企業、もしくは企業と連携のある大学・公的研究機関に所属している方

第2回実験以降、成果および情報の取り扱いに応じて３つのカテゴリを設定予定ですが、第1回実験ではトライアルユースのみを募集致します。

以下の２つの条件を満たす試料を対象とします。

日本国内の大学・公的研究機関に所属している方

以下のいずれかにあてはまる試料を対象とします。

募集要項・提出書類

募集要項・提出書類は以下からダウンロードください。

日本国内の民間企業、もしくは企業と連携のある大学・公的研究機関に所属している方

日本国内の大学・公的研究機関に所属している方

募集締切

民間企業、もしくは企業と連携のある大学・公的研究機関に所属している方

平成25年10月2日(水)　17時まで

（ただし、社内手続き等で上記締切に間に合わない場合は別途ご相談下さい）

大学・公的研究機関に所属している方

平成25年10月2日(水)　17時まで

搭載候補決定の連絡

平成25年10月8日(火)に各提案者に電子メールにて内示のご連絡をいたします。

正式決定については、平成25年10月中に書面にて通知いたします。

その他

宇宙実験に際して提案者とJAXAとの間で利用契約（共同研究契約）を締結させていただきます。社内手続き等で契約書のひな型が必要な場合は下記のお問い合わせ先までご連絡ください。

書類提出先・お問い合わせ先

提出書類は電子メールに添付し、下記アドレスまで送付ください。また、募集全般に関してご不明な点は遠慮なくお問い合わせ下さい。

E-mail: Z-crystal@jaxa.jp

JAXA 宇宙環境利用センター JAXA PCG募集担当 宛