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微小重力環境を活かして、アルツハイマー病の原因分子とされる「アミロイド線維(アミロイドβ)」の形成機構を調べるための実験(Amyloid実験)が1月5日に終了しました。昨年12月27日から実験が始まり、国際宇宙ステーション(ISS)長期滞在を開始した金井宇宙飛行士が担当しました。
今回の実験は、昨年の12月27日に「きぼう」船内実験室にある細胞培養実験装置にタンパク溶液をセットして、実験が開始されました。27日、28日、30日、そして1月5日の4回にわけて実験試料を細胞培養装置(Cell Biology Experiment Facility: CBEF)から取り出して冷凍庫に保管しました。すべての軌道上作業を金井宇宙飛行士が担当しました。今後、1月中旬に予定されているドラゴン補給船で地上に帰還させる計画です。
持ち帰った実験試料は、すぐさま、研究代表者の加藤先生らの研究チームの解析が行われます。どんな速報結果がもたらされるのか、とても楽しみです。
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