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「きぼう」での実験

タンパク質の4℃結晶化実験(LTPCG#2)を開始しました

最終更新日:2017年12月22日

国際宇宙ステーション(ISS)「きぼう」日本実験棟を利用する4℃での結晶化実験「低温高品質タンパク質結晶生成実験(Low Temperature Protein Crystal Growth: LTPCG)」の第2回実験を開始しました。

実験機材および実験サンプルは、平成29年12月16日午前00時36分に米国SpaceX社のドラゴン補給船運用13号機(SpX-13)にて打ち上げられ、同20日に金井宇宙飛行士によって結晶化開始操作が行われました。

「きぼう」船内実験室にて、結晶化開始の操作を行う金井宇宙飛行士
(12月20日撮影)(出典:JAXA/NASA)

今後、4℃で温度制御しながら結晶生成実験を行い、1月中旬頃にSpX-13号機で実験サンプルを地上に回収する予定です。

LTPCG#2に搭載されたタンパク質の利用機関は表1のとおりです。

表1 基盤研究利用コース 参加機関一覧(敬称略、五十音順)
No. 提案者 所属機関
1 裏出 令子 教授 京都大学
2 裏出 良博 教授 筑波大学
3 早出 広司 教授 東京農工大学
4 韮澤 悟 主任研究員 国際農林水産業研究センター
5 濱崎 直孝 客員教授 長崎国際大学
6 森本 幸生 教授 京都大学 原子炉実験所
7 横山 謙 教授 京都産業大学

*断りの無い限り、日時は日本時間です。

 
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