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2015年6月1日から開始された、「きぼう」曝露部親アーム先端取付型実験プラットフォームでの宇宙放射線被ばく線量計測「Free-Space PADLES」実験が終了しました。
2015年8月にドラゴン補給船運用7号機で地上へ回収・帰還後、JAXA筑波宇宙センター内の実験室で線量解析が行われる予定です。今回の技術実証ミッションでは、
■低地球軌道の船外宇宙放射線環境
■ 「きぼう」船内環境との比較による「きぼう」船壁の遮蔽能
について詳細に評価し、船外宇宙活動をする宇宙飛行士のリスク評価や、将来の有人宇宙船や居住モジュールの宇宙放射線に対する船壁厚の遮蔽評価や最適化検討にとって重要な基礎データを取得します。
次回の2回目の実験は、2016年3月以降に実施予定です。
2015年6月15日に、筑波宇宙センター地上管制からの制御により、ロボットアームが姿勢場所地点からエアロック前に移動後、スコット・ケリー宇宙飛行士によるISS「きぼう」船内からの操作により、Free-Space PADLESが搭載された親アーム先端取付型実験プラットフォーム(Multi-Purpose Experiment Platform: MPEP)がエアロック内に回収されました。
アーム先端取付型実験プラットフォーム(Multi-Purpose Experiment Platform: MPEP)がエアロック内に回収されました。エアロック内で1気圧まで再加圧後、2015年6月17日にスコット・ケリー宇宙飛行士によってISS「きぼう」船内へ回収されました。
「きぼう」船内でもPADLES線量計をつかった様々な実験が、「きぼう」モジュール打上げと同時に、2008年から始まっています。
宇宙航空研究開発機構 筑波宇宙センター
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